HP内の目次へ・検索もできます!  『「和」の都市デザインはありうるか』-文化としてのヒューマンスケール-

7151号      7157号


京都発大龍堂:メールマガジン通巻7156号 2010年5月25日

2010年度第6回都市環境デザインセミナー『「和」の都市デザインはありうるか』-「和風敷地」の都市に「洋風建築」を納める作法- 講師:田端修


『「和」の都市デザインはありうるか』
-文化としてのヒューマンスケール-


著:田端修
発行:学芸出版社
定価:2,205円(本体2,100円+税5%)
A5・176p
978-4-7615-2486-9
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我々は「和」の基層である小規模間口・個別敷地はそのままに、その上に大規模で堅牢を良しとする「洋」の制度・技術で建物をつくり続けてきた。その矛盾から目を背けたことが、町並みを乱し、都市建築の成熟を妨げている。和の敷地観を受け入れ、そこから現代にふさわしいまちなかでの建て替えの作法を考える術を提案したい。
[目次]
はじめに
第1部 小規模間口・独立建築がもたらした「洋風×和風」都市
第1章 町家敷地に建ち上がる「せんべいマンション」
1 京都の景観問題と敷地の小規模間口性
2 都市空間のチグハグ感 ―異なるボリウムとデザインの雑居
3 京都都心部における小規模間口の慣性力
4 ヨーロッパで多いのは中規模間口・連続建、日本は小規模間口・独立建築
5 「和風」敷地のなかの「洋風」都市デザインという切り口
第2章 「小規模間口性」の定着と「和風」敷地
1 日本の都市における小敷地性と小間口性
2 都市敷地形態の日欧比較 ―接街・接隣する都市建築
3 都市開発事業としての西欧都市建築
4 日本ではなぜ、敷地は小規模のままなのか
5 街区構成や敷地割は「都市空間の慣性力」をそなえている
第3章 「洋風×和風」ハイブリッド都市がつくる都市性
1 ハイブリッドがつくる都市性
2 住宅における「西洋化」と「近代化」
3 日本の「近代化」=「洋風」×「和風」と考えてみる
4 敷地の「小規模間口性」がみちびく「洋風×和風」のデザイン
第2部 文化としてのヒューマンスケールの可能性
第4章 都市空間を多彩多様化する小規模間口性建築
1 小規模間口性の敷地と建築的特性
2 都市建築のもたらす「ほどよい賑わい」
3 清水寺門前商店街における職住一致の居住方式
4 「小規模間口性」都市における洋風独立建築化の困難と課題
第5章 小規模要素が重なり合う「和風」店頭空間
1 明治初期の店頭デザイン ―『浪華の魁』『都の魁』から
2 店頭をつくるデザイン要素
3 町並みに華やぎをもたらす店頭空間
4 屋外広告物と「まち通り」「大通り」
5 屋外広告物と一体化する「和風」軒下空間
第6章 路地空間が息づく都心街区
1 歴史的都心における路地 ―大阪・京都の事例から
2 路地の都市比較 ―心斎橋地区と烏丸東地区
3 都心街区における路地のデザイン ―大阪・心斎橋地区を事例に
4 路地空間にみる魅力的都市デザイン
第7章 「洋風×和風」の都市デザインと小規模間口・独立建築
1 キーワードとしての職住共存地区
2 職住共存地区の容積率と建築像
3 まち通りでの連接のデザイン ―まち通り型町並みの提案
4 小規模間口・独立建築の復権を
注・参考文献
おわりに



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