HP内の目次へ・検索もできます! 『技師たちがみた江戸・東京の風景』

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京都発大龍堂:メールマガジン通巻7057号 2010年4月8日


『技師たちがみた江戸・東京の風景』

著:笠原知子
発行:学芸出版社
定価:1,890円(本体1,800円+税5%)
A5・160p
978-4-7615-1270-5
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明治・大正期は価値観が激変した時代とされるが、断絶と言える程潔いものだったのか?街の改変の現場で、技師達は、近世の風景観と欧化への志に挟まれ葛藤する。その姿は我々が今も整った街並みを実現できずにいる一方、江戸の庶民が愛でた賑わいの風景に共感することに気付かせ、良い景観とは何かという問いの再考を迫る。
[目次]
東京市街中心部概略図(大正初頭)
一章 庶民が楽しんだ江戸・東京の風景
一 町の変貌 ―― 江戸から東京へ
二 庶民が楽しんだ江戸の風景・東京の風景
一 美麗・壮麗な建築を鑑賞する
二 賑わいの体感/町並みへの関心
三 地の景は絵巻物のように
column 『江戸名所図会』を臥遊する

三 風景の楽しみかたは変わったか
一 江戸から続く風景の楽しみかた
二 新しい風景の楽しみかた

二章 技師たちがみた江戸・東京の風景
一 日本橋における「みもの」づくり
一 名所日本橋
二 「みもの」としての姿の模索
column 明治の技術者教育
三 周辺環境との調和に気付く
四 緩やかにイメージを共有する──東京のヴェネチア

二 日本橋通りを東京の目抜き通りへ
一 江戸の目抜きから東京の目抜きへ
二 欧米の町並みの模倣と現実
三 都市機能の充足への傾倒
四 「調和」か「整然」か─―混在する美観感覚
column 石川栄耀の商業都市美

三 外濠をめぐる開発と保存問題
一 無用の外濠へ
二 江戸の風景を取り戻したい
三 手探りの美観─―江戸の石垣をどうみるか
四 江戸の一掃という風潮
五 残された風景を保存したい─―初めての景観論争
column 風景を論じた人々

三章 近代都市東京をつくる
一 変貌する江戸
一 理想の一新型プロジェクトと現実的改良型プロジェクト
二 一新型プロジェクトによる近代化の幕開け
三 改良型プロジェクトとしての市区改正

二 不体裁な都市東京の出現と美観意識の萌芽
一 《都市の美観》を論じる
二 美観─―都市の不体裁からの脱却を目指して
三 風土―─お金のかかる「美観」の代わりにできることとは
四 風致―─開発への反省から保存論へ
column 身辺の風景と向き合う

三 美観のための制度の誕生
四章 風景と向き合う
一 風景観の混沌から学ぶこと
一 形象を手掛かりにすることの弱点─―時間感覚を備えた風景づくりへ
二 みものづくりが抱える課題
三 守るべきものは何か

二 風景の楽しみを語らう



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