HP内の目次へ・検索もできます! 『都市の自由空間』 -街路から広がるまちづくり-

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京都発大龍堂:メールマガジン通巻6581号 2009年10月10日


『都市の自由空間』
-街路から広がるまちづくり-


著:鳴海邦碩
発行:学芸出版社
定価:2,100円(本体2,000円+税5%)
四六・240p
978-4-7615-2471-5
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つい数十年前まで、道と空地は出会いの場であった。そこは自然と出会い、人と出会い、仕事や情報と出会う場であり、都市らしさを支えていた。それが今、単なる車の交通の場になっている。古代から現代まで、工学から歴史学、人類学を縦横無尽に駆使し、都市再生の原点となる道と道的な空地=自由空間の意味と歴史を描き出す。
[目次]
はじめに

第1章 一筋の道の延長上にはさまざまな道的空間が連なっている
1 道の形態のいろいろ
一筋の道   
ニュータウンの道   
庇のある道   
私道   
地下街
複合商業ビルのなかの通路   
法律と道

2 道を利用するさまざまな形態
自動販売機   
アンデスの街路市   
京都の街路市   
移動商   
カフェテラス
利用規制   
モール(遊歩道)

第2章 古来、道は空地であった  
1 江戸の街路
平安京の街路   
占拠される都大路   
近世諸都市の街路   
江戸の街路

2 江戸の街路規制
牛馬や車輌の通行   
振り売りや露店商   
道にはみ出す商品   
小建築物による占用
家々の庇   
道路の占用許可   
火災時の街路   
街路の整備   
外国使節の来朝

3 空地としての街路の性格
町と街路   
街路管理の主体   
町の庭としての街路   
江戸の街路と現代都市の街路

第3章 空地は集住のための装置である 
1 原初的集落の空間構成
縄文集落   
集落をシンボライズする空地   
円形空地の意味と役割   
住居に付属する空地

2 都市──連鎖する集落
バリ島の二つの集落   
通行のための専用空間   
中世都市の街区   
空地性をもつ街路

第4章 都市に人びとが参集する空間が確立した
1 人びとをひきつける空地
祭祀の空間の発生   
交易の空間   
社交の空間   
娯楽空間の成立

2 近世大都市の娯楽空間
遊山の空間   
社寺境内   
社寺境内の娯楽空間化の背景   
空地の娯楽利用
河原   
葭簀張り盛り場の消滅   
京都・新京極   
東京・浅草

3 娯楽空間の特性
集住とコミュニケーション   
空地性と無主性   
空地の利用と管理   
空地のもたらす界隈性

4 ヨーロッパ都市の広場
アゴラとフォルム   
広場の展開   
日本の広場

第5章 現代都市における自由空間 
1 自由空間とは
変貌する都市空間   
新しい空間概念の必要性   
自由空間の概念   
自由空間の二つのルーツ

2 近隣型自由空間
街区の高密化   
住宅に付属する空地   
マンションの入口や通路をもっと豊かにできないか
公園の中の塔   
戸外や共用の空間にも関心を向けよう   
高層住宅の自由空間
自動車の増加と子供の遊び場   
街路の重要性

3 繁華地区型自由空間
日本の盛り場の特徴   
商店街と商店の新陳代謝   
複合商業ビル   
疑似街路の管理
複合商業ビルの空間変化のフレキシビリティ   
地下街の空間的特質   
ショッピングセンター

4 公園と水辺
小公園整備の限界   
公園の新しいニーズ   
人々が集う公園を目指す   
京都・鴨川の床と大阪の蛎舟

第6章 自由空間づくりの物語 
1 都心における自由空間づくり
旭川買物公園   
星が丘テラス   
新天町商店街   
リバーカフェと水上テラス
OCATモールとポンテ広場   
屋台村:ホーカーズ・ビレッジ   
北国の屋台村

2 アーケード:街路をとり込んだ商業空間の可能性
近代日本のアーケード街   
日本の近代アーケードのモデル   
パリのパッサージュ
台湾のアーケード   
心斎橋筋商店街   
アーケード街の展開
 
注釈
おわりに



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