HP内の目次へ・検索もできます! 『町家再生の論理』 -創造的まちづくりへの方途

6039号      6041号


京都発大龍堂:メールマガジン通巻6040号 2009年2月19日

『町家再生の論理』
-創造的まちづくりへの方途-

著:宗田好史
発行:学芸出版社
定価:2,625円(本体2,500円+税5%)
A5・232p
978-4-7615-2451-7
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京都の町家再生は、単なる建物の保存・利用ではない。古さの中に宿る伝統や文化に新たな価値を見出し、創造の場を育み、分断されていた市民をつなぐ、まちづくりの転換だった。町家の良さを再発見した住み手、経済価値を見出した事業者、都市計画を変えた景観政策、町家を支えた市民活動に焦点をあて、まちの活性化を考える。
[目次]
序章 京町家との出会い
 町家住民、小島さんが訪ねてきた
 町家がまちづくりの新しい流れを創る
 町家再生が開いた住まいの新しい形
 都市の創造力を伸ばす町家再生
 未来の都市を拓く町家再生
第1部 町家とその住民、誰が町家を守ってきたか─診察
1章 町家の実像
1 町家調査・都心部と町家
2 町家の数と規模
3 町家の姿、外観の類型
4 建築年代と保存状態、建物状態
5 京都の街と京町家、地域別に見る町家の様子
2章 町家の住民とその暮らし
1 都心人口と町家住民の動向
2 町家の住民の実像─町家住民アンケート調査から
3 町家と思わない町家住民
4 町家暮らしは満足だが、難しい
5 町家を守るまちづくりへの期待
6 町家への誇りとその継承
3章 町家と住民の多様性
1 多様な町家の現状を整理する
2 多様な町家をピラミッドで捉える
3 多様な町家住民とその暮らしの変化
4 町家住民の気持ちの変化を探る
第2部 なぜ京都は町家を残せないのか─診断
4章 町家を守らない理由、住み続けにくい理由
1 町家はなぜ残らないのか? 残らなかったのか
2 煽られた新しい住宅への憧れ
3 大家も住民も手を出せない老朽借家
4 手入れが難しい小規模持家
5 追い打ちをかけた街の変化
5章 町家という建物が維持できない理由─お出入大工の喪失
1 町家はどのように維持されていたのか
2 町家管理の専門家、お出入大工がいた時代
3 大店の旦那が支えた大工と町家の町並み
4 京都の大工、工務店の実情
5 町家を認めない建築基準法
6章 町家が残らないもう一つの理由─町家事業者の窮状
1 町家を事業に使う人々とは
2 町家事業者の実像、老舗が多い町家事業者
3 京都の伝統産業の衰退と町家
4 都心商業の衰退と町家
7章 町家が残らない都市計画制度の問題
1 日本の都市計画制度の様々な限界─3つの問題
2 なぜ町家に不利益をもたらす高いビルが建てられるのか
3 地元合意への過度な期待
第3部 京町家再生の方途─治療と治癒
8章 何が流れを変えたのか
1 町家の再生にむけた取組みが始まった
2 町家再生の道筋、行政・民間・市民の役割を示す
9章 町家の美しさを発見した人々
1 最初に声を上げた町家の美と理想像を模索する人々
2 町家の美を見出した住まい手と写真家
3 家族が戻ってきた、町家は家族を守る
4 伝統文化の中の町家、町家の文化的評価
5 町家の守り人、カストーディアン
10章 町家再生店舗を始めた事業者の実像
1 町家を再生する事業者の登場
2 町家ブームと町家再生店舗の登場
3 町家の活かし方
4 町家再生店舗の経営指標
5 町家再生店舗は起業のインキュベーター
11章 新景観政策を後押しした市民
1 市民が認めた京都市のリーダーシップ
2 大転換の端緒を開いたまちなみ審議会
3 新景観政策の概要
4 市民・事業者が参加する町並みづくりの出発点
5 町家支援メニューも整った
12章 町家の絆を再生した市民活動
1 社会との絆を取戻した京町家─町家再生の市民活動
2 京町家ネットの発展
3 町家で活動するアーティスト、なぜ町家に人は集まるのか
4 町家好きが集った京町家まちづくり調査
5 京町家証券化と京町家まちづくりファンド
6 町家を支える市民社会
7 残された課題、活動の先にあるもの
終章 京町家から明日が見える
1 我々は何を再生したいのか?
2 町家再生から日本の都市再生の論理へ



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