HP内の目次へ・検索もできます!  京都工芸繊維大学大学院建築都市保存再生学コース保存再生学シンポジウム2022第2回
         『歴史的建築物の保存活用における官民連携手法を考える』

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  京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻18276号 2023年3月2日 
京都工芸繊維大学大学院建築都市保存再生学コース
保存再生学シンポジウム 2022 第2回
『歴史的建築物の保存活用における官民連携手法を考える』
PDF京都工芸繊維大学大学院建築都市保存再生学コース保存再生学シンポジウム2022第2回『歴史的建築物の保存活用における官民連携手法を考える』
日時:2023年3月26日(日) 13:30~17;00
会場:YouTubeによる開催/視聴ページのURLはお申し込みいただいた方にのみお伝えします
※シンポジウム中の質問(チャットへの書き込み)はご自身のGoogleアカウントへのログインが必要となります
定員:300名(入場無料/要申込)
お申し込み:以下のURLにアクセスし予約専用フォームからお申し込みください
予約専用フォーム:https://forms.gle/YCyqSR7uw85R3tp59
主催:京都工芸繊維大学大学院建築学専攻/京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab
後援:公益社団法人日本建築家協会/一般社団法人日本イコモス国内委員会/
   一般社団法人DOCOMOMO Japan/京都市文化財マネージャー育成実行委員会(NPO法人古材文化の会、
   公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター、一般社団法人京都府建築士会、京都市)
講師:
田原幸夫[建築家/京都工芸繊維大学客員教授]
小澤英明[弁護士/小澤英明法律事務所所長]
松田 彰[京都市文化財保存活用・施設整備アドバイザー]

プログラム:
13:40 趣旨説明|田原幸夫
14:00 講演|小澤英明:官民連携手法の法的枠組みと課題
14:40 講演|松田 彰:京都市における公民連携による公共建築の活用
15:20 休憩
15:30 座談会|田原幸夫+小澤英明+松田 彰+笠原一人[司会/京都工芸繊維大学助教]

近年、近代建築を中心とした歴史的建築物の保存再生や改修が、全国各地で相次いでいる。従来であれば解体されてしまっていたかもしれない歴史的建築物が、活用されて存続するのは望ましいことである。2019年には文化財保護法が大改正され、歴史的建築物の保護行政も「保存」から「活用」へと大きく舵を切った。歴史的建築物の保存再生や改修が一層進む環境ができつつある。そんな中で増加しているのが、自治体が所有する公共建築を民間の力を借りて改修したり活用、管理したりするいわゆる官民連携、あるいは民間活用の手法であろう。財政難となる自治体が増える中で、民間の活力を投じれば、歴史的建築物の保存活用の可能性は従来以上に高まるだろう。京都市でも、近年、戦前に建設された歴史的文化的価値の高い小学校の校舎がホテルなどに保存再生され活用されている。官民連携を実現する仕組みとして、指定管理者制度やPFIなどが知られているが、制度や手法が複雑化している。そんな中で、行政と民間企業、設計者、歴史的建築物などの専門家が、いかに情報を共有し連携するかが課題であると言える。
今回のシンポジウムでは、法律家や行政における施設活用の専門家をお招きする。歴史的建築物の官民連携による保存再生事例を元に、歴史的建築物の保存活用における官民連携のあり方について、これまでの成果と課題を整理し、今後の可能性を探りたい。

お問い合わせ:(担当:マルティネス)
martinez@kit.ac.jp



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