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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻16885号 2021年9月14日 | |||||
![]() 『ボイス+パレルモ』 日時:2021年10月12日(火)~2022年1月16日(日) 10:00~17:00,金曜・土曜は20:00まで ※入場は閉館の30分前 前期:11月28日(日)まで 後期:11月30日(火)から 休館日:月曜日(ただし,12月27日(月)-1月3日(月)は休館, 1月10日(月・祝)は開館し,1月11日(火)は休館) 場所:国立国際美術館 B3階展示室 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-2-55 TEL:06-6447-4680(代表) 観覧料:一般1,200円(1,000円) 大学生700円(600円) ※( )内は20名以上の団体料金および夜間割引料金 (対象時間:金曜・土曜の17:00-20:00) ※高校生以下・18歳未満無料(要証明) ※心身に障がいのある方とその付添者1名無料(要証明) ※本料金で,同時開催のコレクション展もご覧いただけます。 主催:国立国際美術館 後援:ゲーテ・インスティトゥート大阪・京都 協賛:ダイキン工業現代美術振興財団 協力:ルフトハンザ カーゴ AG |
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ヨーゼフ・ボイス(1921-86)とブリンキー・パレルモ(1943-77)。ともにドイツで生まれ,かつ師弟関係にもあった彫刻家と画家です。「ほんとうの資本とは人の持つ創造性である」——そう語るボイスは,社会を一個の彫刻とみなし,芸術による社会変革を夢見ていました。いっぽう早世の画家パレルモは,およそ10年という短い制作期間のなかで,絵画の条件それ自体をさまざまに問い直していきます。一見したところ似ても似つかない作品を手がけていた二人。しかし彼らの仕事を併置してみれば,そこにはある共通した理念が浮かび上がってくるでしょう。 本展覧会は,日本で約10年ぶりとなるボイス展であり,また国立美術館では初めてのパレルモ展です。 従来,その思想にばかり焦点が当てられがちだったボイスですが,本展覧会では1960年代の最重要作品である《ユーラシアの杖》をはじめ,脂肪やフェルトを用いた作品「アクション」の映像やドローイングなど,その芸術実践にあらためて着目します。また,パレルモの手がけるささやかで抽象的な作品群は,絵画の構成要素を再構築しながら,その色彩と形態によって,私たちの認識に静かな揺らぎをもたらしてくれるはずです。ボイス自身,パレルモこそが自分に最も近い表現者であると認めていました。ボイスとパレルモは,芸術を生の営みへと引き戻そうとした点でよく似ています。それぞれの造形から確認される特徴,また両者の交わりや重なりをとおして問われるのは,芸術の潜勢力に他なりません。本展覧会が,芸術と社会の関係について考察し,芸術とは何でありえるのかと問う機会になることを願います。 |
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