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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻16512号 2021年4月5日 | |||
凝然国師没後700年特別展 『鑑真和上と戒律のあゆみ』 |
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日時:2021年3月27日(土)~ 5月16日(日)9:00~17:30(入館は17:00まで) ※夜間開館は実施しません。 前期展示:2021年3月27日(土)~4月18日(日) 後期展示:2021年4月20日(火)~5月16日(日) ※一部の作品は上記以外にも展示替を行います。 休館日:月曜日 ※ただし5月3日(月・祝)は開館,5月6日(木)休館 場所:京都国立博物館 平成知新館 〒605-0931 京都市東山区茶屋町527 観覧料:一般1,800円(1,600円) 大学生1,200円(1,000円)高校生700円(500円) ・中学生以下は無料です。 ・障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は,観覧料が無料になります。 ・身体障害者手帳,療育手帳,精神障害者保健福祉手帳,戦傷病者手帳,被爆者健康手帳 ・大学生・高校生の方は学生証をご提示ください。 ・キャンパスメンバーズ(含教職員)は,学生証または教職員証をご提示いただくと, 各種当日料金より500円引きとなります。 主催:京都国立博物館,律宗総本山 唐招提寺,日本経済新聞社,京都新聞,NHK京都放送局 特別協力:華厳宗大本山 東大寺,真言宗泉涌寺派総本山 御寺 泉涌寺,真言律宗総本山 西大寺 (五十音順) 協賛:岩谷産業,カシオ計算機,NISSHA,日本通運,三井不動産 |
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鑑真(がんじん688~763)は,中国・唐時代の高僧で,律の大家として尊敬を集めました。 しかし,日本での戒律の整備を目指していた聖武天皇の意を受けた日本僧・栄叡(ようえい),普照(ふしょう)より懇請され,その地位をなげうち,五度の日本への渡航失敗と失明をものともせず,天平勝宝5年(753),6度目にしてようやく日本の地を踏みました。その後,唐招提寺を拠点に,中国正統の律の教えを日本に定着させ,日本仏教の質を飛躍的に高めました。律とは僧侶のあるべき姿を示し,戒とは僧俗の守るべき倫理基準です。戒律を学ぶことは,僧侶とは何か,仏教とは何かを問い直すことでもあり,日本が社会変動を迎えるたびに,幾多の名僧が戒律に注目し,仏教の革新運動を起こしました。特に,鎌倉時代には,唐招提寺の覚盛(かくじょう 1194~1249),西大寺の叡尊(えいそん 1201~1290),泉涌寺の俊?(しゅんじょう 1166~1227)をはじめ,没後700年を迎える凝然(ぎょうねん 1240~1321)などの英傑が登場し,戒律の精神にもとづき社会福祉事業などを行い広範な支持を集めました。そして,安定社会に見える近世においても,明忍(みょうにん 1576~1610)や慈雲(じうん 1718~1805)などによって重要な律の復興運動が展開されました。 本展では,日本仏教の恩人と言うべき鑑真の遺徳を唐招提寺に伝えられた寺宝によって偲ぶとともに,戒律のおしえが日本でたどった歩みを,綺羅星のような名僧の活躍と関係諸寺院の名宝を綴ることでご紹介します。 |
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[記念講演会] 日時:2021年4月10日(土) 「日本の戒律運動と日本人」 講師:大原 嘉豊(京都国立博物館 保存修理指導室長) 日時:2021年4月17日(土) 「俊じょう宋代戒律の日本への影響」 講師:西谷 功 氏(泉涌寺宝物館「心照殿」学芸員) 日時:2021年5月8日(土) 「鑑真和上とゆかりのみ仏たち」 講師:淺湫 毅(京都国立博物館 上席研究員) 【時間】13:30~15:00 【会場】平成知新館 講堂 【定員】各100名 ※適切な間隔を保つため,定員100名(通常の半数)にて実施いたします。 着席場所は係員の指示に従ってください。 【料金】聴講無料(ただし,講演会当日の本展覧会観覧券が必要) 【参加方法】当日9:30より平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布し定員になり次第,配布を終了します。 |
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「キャンパスメンバーズ講演会」 京都国立博物館キャンパスメンバーズ会員校の学生及び教職員を対象に,本展示の見どころなどを解説する講演会を開催します。 日時:2021年4月21日(水)15:00~16:00(14:30開場) 参加方法など詳細は,特別展「鑑真和上と戒律のあゆみ」キャンパスメンバーズ講演会 音声ガイド 【貸出料金】1台600円(税込) 【収録時間】約35分 【言語】日本語・英語 【貸出受付時間】9:00~16:45 |
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