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京都発大龍堂通信:メールマガジン通巻16301号 2021年1月10日
『ミケル・バルセロ展』
『ミケル・バルセロ展』
日時:2021年3月20日(土・祝)~5月30日(日)10:00─17:00、
※金曜・土曜は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし、5月3日(月・祝)は開館
場所:国立国際美術館
〒530-0005 大阪市北区中之島4-2-55 TEL:06-6447-4680(代)
観覧料:一般1,200円(1,000円)大学生700円(600円)
※( )内は20名以上の団体および夜間割引料金(対象時間:金曜・土曜の17:00―20:00)
※高校生以下・18歳未満無料(要証明)・心身に障がいのある方とその付添者1名無料(要証明)
※本料金で同時開催のコレクション展もご観覧いただけます
主催:国立国際美術館、読売新聞社
後援:スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京、
    在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協賛:ダイキン工業現代美術振興財団
制作協力:ファクト・コンセプトウール、瀧脇千惠子
スペイン現代美術界の巨匠ミケル・バルセロ(1957-)の、日本初となる大規模個展を開催します。
地中海の光と影。マジョルカ島の海とアフリカの大地。バルセロは自然が育み、自然から限りなく豊かな着想を得ている稀有な才能の持ち主です。
1982年、現代美術の国際展として名高い、カッセルの「ドクメンタ7」でデビューを果たして以来、世界を舞台に華々しい活躍を見せ続けているバルセロは、パブロ・ピカソやジョアン・ミロといった、同じスペイン出身の巨匠たちのように、豊かな創造性を多様なジャンルで発揮してきました。
絵画にはじまり、彫刻、陶芸、版画、そしてパフォーマンスにいたるまで、その表現力はあらゆる方面へと向けられ、自然世界に開かれたおおらかで大胆、しかも繊細な感受性は、力強いエネルギーを創作物へと昇華させています。また、マジョルカ島のパルマ大聖堂内礼拝堂や、スイス・ジュネーヴの国連本部の天井画など、壮大なプロジェクトの数々も実現させており、精力的な芸術的探究心は止まるところを知りません。生地マジョルカ島を始め、パリ、アフリカ他、世界各地にアトリエを構えながら、モチーフの面でも多彩な相貌を見せるバルセロ芸術の全容を、本展では彼の代表作約100点によって紹介します。大きなカンバス作品、自在な形を作り出す陶の作品、高度な技術と独創的な技法によるブリーチ(漂白)絵画、世界各地の風土を捉えた瑞々しいスケッチや水彩画など、バルセロが開拓した芸術の未踏の地を、ぜひご堪能ください。
[展覧会監修]
山梨俊夫(国立国際美術館館長)
エンリケ・フンコサ(美術批評家、前アイルランド国立美術館館長)



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