『生活と芸術−アーツ&クラフツ展』-ウィリアム・モリスから民芸まで-
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-ウィリアム・モリスから民芸まで- 日時:2008年9月13日(土)〜11月9日(日) 9:30〜17:00(入館16:30) 休館日:毎週月曜日 ※祝日の場合(10月13日、11月3日)は開館 火曜日(10月14日、11月4日)に閉館 場所:京都国立近代美術館 〒6068344 京都市左京区岡崎円勝寺町(岡崎公園内) TEL:075-761-4114 観覧料:一般1300円(1000円)大学生1000円(700円) 高校生500円(200円) 中学生以下無料 ※団体(20名以上) 主催:京都国立近代美術館、朝日新聞社 企画:ヴィクトリア&アルバート美術館 後援:ブリティッシュ・カウンシル、外務省、文化庁 協賛:大日本印刷、大阪芸術大学 協力:日本航空 |
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19世紀後半にイギリスで興ったデザイン運動「アーツ&クラフツ」の広がりを、ウィリアム・モリスを中心とするイギリス、ウィーン工房がひときわ輝いたヨーロッパ、そして民芸運動が花開いた日本での美しい作品からたどります。装飾芸術の殿堂、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館(V&A)との共同企画で、V&Aと国内の美術館などから、家具、テーブルウェア、ファブリック、服飾、書籍やグラフィック・デザインなど約280点を一堂に出品します。必見は、柳宗悦らが昭和初期に建てた「三国荘(みくにそう)」の再現展示です。柳の収集品や若き濱田庄司、河井ェ次郎、黒田辰秋らの作品で飾られた室内には、民芸の原点を見ることができます。 手仕事の良さを見直し、自然や伝統から美を再発見し、シンプルなライフスタイルを提案する。アーツ&クラフツが生み出した精神は、現代の生活に影響を与えながら、今なお遠い理想のようにも映ります。モリスや仲間たちが作り出した家具や壁紙、当時の最先端都市ウィーンの前衛的な家具やグラフィック、「用の美」を見いだした民芸の美意識を味わいながら、生活のなかの芸術について思いをはせる機会となるでしょう。 |
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[関連イベント] 記念講演会「三国荘の建築」(仮題) 日時:2008年10月4日(土)14:00〜15:30 (当日11:00から整理券配布) 講師:川島智生氏(建築史家) 場所:当館1階講堂 聴講料:無料 定員:先着100名 |