HP内の目次へ・検索もできます!  大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室 『ビデオ・ランデブー:映像の現在』

5207号      5209号


京都発大龍堂:メールマガジン通巻5208号

日時:2008年1月10日(木)〜1月20日(日) 会期中無休 11:00〜19:00(入館18:30)
場所:大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室 大阪市中央区南船場3-4-26
 出光ナガホリビル 13階(旧出光美術館大阪)
【アクセス】
地下鉄「心斎橋」駅(御堂筋線/長堀鶴見緑地線)下車約260mまたは「長堀橋」駅(堺筋線/長堀鶴見緑地線)下車約290メートル(地下街クリスタ長堀北7番または北5番出口すぐ)
主催:大阪市、(財)大阪城ホール、メディア・アートの現在実行委員会
観覧料:無料
19世紀末リュミエール兄弟によって発明された映像(映画)は、以後各地の人々の生活を記録し続けています。20世紀は映画、テレビ、ホームビデオといった映像技術が誕生・発達し、人々の生活に映像メディアが普及した世紀といえます。その結果、映像に関するさまざまな文化が生まれ、芸術分野でも実験映画やビデオアートなどが創り出されました。また、高速化した交通機関や電波・通信技術により遠く離れたところへもたらされる映像は、戦争さえお茶の間に生中継するなど、視覚的に「地球を小さくした」といえます。その後1990年代から現在にかけてのデジタル技術・通信技術の飛躍的な進歩により、映像メディア・映像文化は、そのあり方自体が大きく変化しつつあるといえます。現在は映像が無尽蔵に、そして猛スピードで人類と世界を飲み込んでいく時代とも言えるでしょう。そうした中で私たちは、想像をはるかに越える映像の洪水という現実に一方的・無意識的に流され飲み込まれるのではなく、それを自覚的に読み解き、上手に付き合い、自らのものとして使いこなす必要に迫られているともいえます。
本展覧会は、このような映像メディア・映像文化の発展・変化をふまえ、その可能性を探る視点から企画されています。膨大な映像の集積とその収集・再編集による創造的活動の可能性や、映像メディアの双方向化・スモールメディア化などに注目し、いわゆるビデオアート・メディアアートに加えて、記録映像やワークショップの成果物など、広く映像文化にかかわる作品を展示します。
【出品作家・作品】
イルコモンズ、岩淵拓郎、亀井文夫、ヨハン・グリモンプレ、エリザベス・コール+小沢健二、豊嶋康子、中村友紀、ディーディー・ハレック、リズ&コートニー、シャルロット・レウゾン、リセロッテ・ワイスト、ワークショップ制作作品、他
【関連イベント】
・ ワークショップ
  「ドラムブロック[drum bloc]」イルコモンズ
日時:2008月1月11日(金) 18:00〜レクチャー、19:00〜20:00ワークショップ
参加料:無料
定員:30名程度(申し込み不要・当日先着順)
・ トーク
  「ラジオとセルフメディア」 粉川 哲夫×パスカルボース
日時:2008年1月13日(日) 19:00〜20:30
参加費:無料
定員:60名程度(申し込み不要・当日先着順)
・ トーク
  「ビデオは見えないものをかくえんぴつです」 谷川 俊太郎
日時:2008年1月14日(月・祝) 19:00〜20:30
参加費:無料
定員:60名程度(申し込み不要・当日先着順)
  ※上記以外にも急遽イベントを開催することがあります。

【本展会場以外の場所で開催する関連イベント】
  「8mm フィルム鑑賞会 船場特集」
日時:2008年 1月12日(土) 18:00〜20:00(開場17:00)
場所:日本基督教団浪速教会礼拝堂(大阪市中央区高麗橋2-6-2)
料金:300円
定員:70名程度(申し込み不要・当日先着順)
お問い合わせ:080-1410-5883 (remo/特定非営利活動法人記録と表現とメディアのための組織)
【お問い合わせ】
大阪市立近代美術館 建設準備室
TEL:06-6615-0654 (土・日・祝・12月29日〜1月3日を除く 午前9時〜午後5時30分)
FAX:06-6615-0699 TEL:06-6241-5173 (展覧会期中の土・日・祝)
(財)大阪城ホール文化振興部
TEL:06-4792-2061 (土・日・祝・12月29日〜1月3日を除く午前9時〜午後5時30分)FAX:06-4792-2065


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