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SD選書 243
『山本学治建築論集 1 歴史と風土の中で』
著:山本学治
編:茂木計一郎
発行:鹿島出版会
定価:2,310円(本体2,200円+税5%)
225p19cm
978-4-306-05243-7
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構造・技術に強い近代史家の結晶、新装なる。「この国の建築の現実、市民との連帯感の中に最後まで生きた誠実な近代建築史家の、その苦悩の歩みを見ると胸がつぶれる思いがする(村松貞次郎)」 |
<主要目次>
まえがき 近代建築史家としての山本学治―村松貞次郎
I 近代史の中の建築
第一章 現実の発展と近代化の努力との結合
第二章 日本近代建築の現状
第三章 一九世紀初めより一九二〇年代に至る建築の近代化について
II エレメントの背景
第四章 窓のデザインの発展
第五章 空間概念としての壁
第六章 近代建築における柱の変遷
III 素材と風土
第七章 金属発展の五段階
第八章 建築と銅について
第九章 木による日本の建築はどんな特徴があるのだろう |
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SD選書 244
『山本学治建築論集 2 造型と構造と』
著:山本学治
編:茂木計一郎
発行:鹿島出版会
定価:2,310円(本体2,200円+税5%)
225p19cm
978-4-306-05244-4
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構造とデザインの可能性をひらく建築論集。「彼にとっての数式は詩的な響きのこもったものであり、鉄骨や鉄筋コンクリート造の構造設計は、造形美に直接触れ合うものであった。(山口廣)」 |
<主要目次>
まえがき 山本学治に学ぶこと─山口 廣
I 技術の流れを追って
第一章 鉄骨造発達史
第二章 折版構造の史的発展
第三章 日本における構造技術の近代化について
第四章 戦後の建築技術の変遷
II デザインと構造との総合
第五章 現代のデザインと構造について
第六章 構造計画における剛接点とピン接点について
第七章 骨組的・かたまり的・薄膜的
第八章 薄膜構造の現代的課題
III 現代の構造家たちの創造
第九章 マイヤール―材料を極限まで使いきる
第十章 ネルヴィ―最初に施工計画を |
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SD選書 245
『山本学治建築論集 3 創造するこころ』
著:山本学治
編:茂木計一郎
発行:鹿島出版会
定価:2,520円(本体2,400円+税5%)
257p19cm
978-4-306-05245-1
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つくるという行為への論理。「大切なことは、大きな技術の進歩だけが現代社会全体の技術水準ではないことを明確化し、それが健全な姿で小さな技術を通じて社会の底辺に普及する道程を見出すことであろう(山本学治)」 |
<主要目次>
まえがき つくるという行為への論理―海老原一郎
I 作家たちをめぐって
第一章 作家論──吉田五十八/増沢洵/前川国男/吉阪隆正/ル・コルビュジエ/ ミース・ファン・デル・ローエ/林
昌二/吉村順三
第二章 書評
第三章 湯どうふの容器とおけづくり
II 造形という罪とは何か
第四章 造形という罪とは何か
第五章 学生たちに
第六章 近世イギリス建築四話
第七章 ヨーロッパ旅行より
III 技術者の倫理
第八章 技術開発と技術者の倫理
第九章 フィジカル・ニードとスピリチュアル・ニード
第十章 建築技術の現代的課題
第十一章 「大きな技術」と「小さな技術」
山本学治著作目録 |
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