HP内の目次へ・検索もできます!  『日本型まつづくりへの転換』-ミニ戸建て・細街路の復権-

4982号      4984号


京都発大龍堂:メールマガジン通巻4983号

『日本型まつづくりへの転換』
-ミニ戸建て・細街路の復権-

著:青木仁
発行:学芸出版社
定価:2,310円(本体2,200円+税5%)
四六・256p
978-4-7615-2408-1
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従来、密集市街地を再開発し、広い道路と立派な住宅・ビルを造ることが建築・都市計画の目標だった。しかし、環境制約が強まる今、旧い発想のままで良いのか?本書は道路拡幅が必ずしも防災性向上に繋がらず、快適な都市環境を破壊してきた事実を論証し、ピンポイントの改修による脱クルマ型・人間的な街の再生を提唱する。
<目次>
まえがき―下降シナリオ時代の生活環境づくりを目指して
第1章 下降シナリオによる救済―成長拡大志向から卒業する
1 右肩上がりの信仰からの脱却
 21世紀日本最大の課題―ピークアウトの連打への対応
 それでも続く公共投資の高規格志向
 人口減少でも住宅面積は拡大し続けるという幻想
 経済は拡大し続けなければならないのか
 下降シナリオという発想
2 コンパクトさが解決の鍵
 日本がこれから果たすべき知的挑戦
 不安の解消へ向けて―コンパクトさの追求
 人口減少社会に相応しい住宅供給のあり方
 都市構造もコンパクトに
3 街を造ってきたのは誰か?
 家計投資がまちづくり最大のスポンサー
 個人・企業が現に行っているまちづくり
 都市住民が自力で行う道路整備の実例
 都市住民が自力で行う都市緑化の実例
 これからのまちづくりのあり方
第2章 ゼロ・リスク―道は狭くても安全な街はできる
1 都市防災の要は道路(+公園)という思い込みの打破
 道路(+公園)本位の都市防災対策の見直し
 道路(+公園)本位主義の虚構
 都市防災論理の総点検
 建築物の耐震・耐火性能確保に軸足を移せ
 阪神大震災の悲劇を繰り返さないために
 地震防災上の真のリスクとは
2 リスクの詳細把握とピンポイント対策の必要性
 悪い箇所があると全部切り捨ててしまう従来の都市計画
 都市計画で街は安全になったか―ケーススタディ
 従来のリスク把握方法と実際のリスクとの齟齬
 従来型公共事業からピンポイント型対策へ
3 個別更新がまちづくりの王道―「個別更新型再開発プロジェクト方式」の提案
 大規模化の論理とその破綻
 大きくも、共同化もしない個別更新の論理
 都市改造派の固定観念への反論
 個別更新中心のまちづくりへ
4 「都市計画」における個別建築活動の可能性
 全体系と部分の関係
 全体系に対して部分がもつ影響力
第3章 コンパクト―小さな敷地・建物の利点を知る
1 日本型まちづくりシステムの再評価
 「日本型の街」とその特質
 日本型まちづくりシステムと従来型都市計画との齟齬
2 「ミニ戸建て住宅群開発」のコンパクトさの再評価
 「ミニ戸建て住宅群開発」批判が内包する矛盾
 大きな敷地は、必ずしも良い街並み環境を生み出さない
 マンションは容積率最大利用のための仕掛け
 ミニ戸建て住宅こそ世界に誇るべき日本型システム
 コンパクトなものの利点
3 ミニ戸建て住宅群開発のグレードアップ
 ミニ戸建て住宅群の更なる性能向上策
 ミニ戸建て住宅群開発による街並みの可能性
 小さくなるからこそ関係性を大切に
4 より良い関係性のデザインへ向けて
 壁と開口部のデザインに配慮を
 敷地境界と壁・開口部の位置関係についてのルールの提案
 屋内空間と屋外空間の相乗効果こそ大切
第4章 カー・フリー―クルマ依存から脱却する
1 道路整備が生み出した魅力のない空間
 道路整備の副作用・逆効果
 道路の現状の再点検
2 細街路の魅力と賑わい
 細街路が賑わう理由
 日本中で始まった細街路の再評価
 都市計画は不要な介入をするな
3 道路優先からの脱却―道路は狭くて良い
 始まった4m道路絶対視からの脱却
 道路空間の再配分の試み
 クルマ中心のまちづくりから人間中心のまちづくりへ
 もう一つの課題―クルマのために緑を失ってよいのか
第5章 提案 一人から始められるまちづくり―私たちが都市を緑化する
 マイカーの大きさと緑陰の大きさを取引するライフスタイルの勧め
 実現への手順
あとがきに代えて―これからのまちづくりを担うのは誰か



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