ギャラリー・間『日本の現代住宅1985-2005』-住宅を見る、建築を考える。住宅を聴く、建築を考える。-<シンポジウム>
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![]() 20周年記念展・京都巡回展 『日本の現代住宅1985-2005』 -住宅を見る、建築を考える。 住宅を聴く、建築を考える。- 日時: 2006年11月17日(金)〜12月2日(土) 10:30〜18:30 最終日は17:00 休館日:日曜日 場所: 京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ 〒606−8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116 人間館1階 (市バス5系統・204系統・3系統、 「上終町京都造形芸術大学前」下車、 叡山電車「茶山」駅下車 徒歩10分、 本学には駐車場がございませんので、 車でのご来校はご遠慮ください) 入館料: 無料 <シンポジウム> |
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1985年にスタートしたギャラリー・間は、今秋20周年を迎えました。この節目を記念して「住宅」をテーマとした展覧会と講演会を開催し、あわせて記念出版物『日本の現代住宅 1985-2005』を刊行します。住宅は古くから建築の原点であると言われ続けてきました。 時代を超えてなお、その存在が確かな住宅には、単に人の住む器を超えて「建築の可能性」にまで射程を置いた建築家の理念・思想・想像力が見事に結晶化されているということが感じられます。ギャラリー・間ではこうした背景のもと、私たちの活動と併走してきたこの20年にわたる住宅を腑瞰し、いま住宅から何が見えるのかを改めて考えたいと思います。かつて近代建築の巨匠たちが住宅をとおして建築の新しい理念を具現化したように、現代を生きる建築家たちは住宅からどのようなメッセージを発信しようとしているのでしょうか。会場一杯に広がる、いくつかのスケールの断面模型、外観模型、敷地模型となった123の住宅の集まる場から、新たな建築をめぐる対話が生まれることを期待します。[ギャラリー・間] 住宅の20年は、「シルバーハット」以降の20年である。企画は20年分の専門誌のバックナンバーを積み上げてソーティングするように見ることかぢ始まった。時間を圧縮することで見えることがいっぱいある。輝いている住宅、発見させてくれる住宅、体験して元気が出る住宅は、どういう背景から飛び出してくるのだろう。どんな住宅が、住宅であることを超えて建築を揺さぶるのだろう。展覧会を考えることは、そうした問いへの答を考えるワクワクする作業であった。[小嶋一浩] ここに見る住宅群は、20年という時間軸を感じさせない新鮮なものばかりである。それは驚異的なことでもあるし、また当たり前のことのようでもある。住宅が、住宅という枠を超えた普遍性を獲得している。そのことが、これからの住宅を考えていく上で、大きな指針になるのではないか。この展覧会は、その住宅群を、今現在の時間に引き寄せて見てみようとするものである。[千葉学] |
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<シンポジウム> 『日本の現代住宅1985-2005』 |
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日時:2006年11月17日(金) 18:30開演、20:00終演 場所:京都造形芸術大学 人間館NA401 〒606−8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116 講師:遠藤秀平、中村勇大、宮本佳明 入場料:無料 定員:195名(当日先着順受付) 共催:京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ、京都造形芸術大学環境デザイン学科、ギャラリー・間、TOTO |
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<お問合せ先> 京都造形芸術大学環境デザイン学科 TEL:075-791-9289 |
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