HP内の目次へ・検索もできます!  建築文化シナジー『けんちく世界をめぐる10の冒険』

4459号      4463号


京都発大龍堂:メールマガジン通巻4460号

建築文化シナジー
『けんちく世界をめぐる10の冒険』

編著:伊東豊雄建築塾 
発行:彰国社
定価:2,000円(本体1,905円+税5%)
4-395-24106-9
送料をお選び下さい!★タイトル・著者・発行所・定価・ISBN等をコピーして下さい・★ご購入フォーマットのご注文書籍名に貼り付け下さい!
せんだいメディアテーク以降,伊東豊雄の建築は,軽さ,透明さの追求から,素材の存在感を重視し曲線を自在に使う方向に大きく様変わりしている。伊東豊雄はどこに向かおうとしているのかを,建築の10の冒険としてグラフィカルに紹介する。
<目次>
プロローグ/伊東豊雄
1 ねじれたグリッド
2 動きのかたち
3 動きのルール
4 コンクリートの森
5 スティールの囲い
6 スティールの小屋
7 アルミニウムの家
8 手の家具
9 水の公園
10 消費の国
インタビュー
 1 場の強さ/佐藤信  2 やわらかな形態/佐々木睦朗
ディスカッション
 1 アルゴリズムをめぐって  2 商業建築をめぐって  3 冒険を終えて
データ
<伊東豊雄「プロローグ」より抜粋>
それにしてもタイトルは何故「けんちく世界をめぐる10の冒険」なのか。この10年間、コンピュータ・テクノロジーの発達は、ワクワクするような「けんちく世界」を開いてくれつつあるからだ。例えば1本の木の成長を眺めてみよう。どの木も枝分かれを繰り返して成長する。枝分かれというルール自体は単純だが、その分かれ方はものすごく複雑である。周辺環境との関係、自分自身のなかでのバランス等ありとあらゆる相対的関係において成長は続けられる。成長の行方は当初から定まっている訳ではなく、成長の過程で随時修正されながら独自のバランスをキープする。だから1000本の木はいずれも異なる形態を持ち、どの木が一番美しいという訳でもない。相対的な関係においてつくられる有機体のような建築、そんな建築をつくることが可能になりつつある。その実現のためには、たくさんのことが変わらなくてはならない。構造システムも、模型のつくられ方も、施工のシステムも変わらなくてはならないだろう。でも私達はそうした未知の洞窟の入り口にとりあえず辿り着いた。そしてその奥へと突き進むワクワクするような「けんちく世界」への冒険が待ち受けているのである。



DAIRYUDO SHOTEN Co.,Ltd  TEL:075-231-3036 FAX:075-231-2533