HP内の目次へ・検索もできます!  『住宅建築2006年11・12月合併増大号』・成熟した住まい 阿部勤と吉村篤一・

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京都発大龍堂:メールマガジン通巻4442号 2019年11月12日

  
『住宅建築2006年11・12月合併増大号』
・成熟した住まい 阿部勤と吉村篤一・


編集:建築思潮研究所
発行:建築資料研究社
特別定価:(本体3,800円+税)
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二人の住宅設計者阿部勤と吉村篤一を取り上げる。紹介。ともに木造+RC造の根構造で、関東、関西という土壌それぞれに適した都市型住宅の姿が見て取れる。
第二特集 増沢洵のディテール。
■第一特集
成熟した住まい 阿部勤と吉村篤一
熟達した設計者の手による住宅は、付け焼き刃では真似のできない深い味わいがある。成熟した住まいの魅力を探るため、長らく住宅を主要なフィールドとして活躍してきた二人のベテラン設計者、阿部勤と吉村篤一を取り上げる。坂倉準三事務所出身の二人が、30年前の独立直後に設計し、現在の活動を支える原点となった自邸を中心に、住宅群を紹介する。共に木造+RC造の混構造で、住まいの内と外を緩やかに植栽で繋ぐ基本的な手法をもちながらも、関東と関西という土壌それぞれに適した都市型住宅の姿が見て取れる。

阿部勤の住宅
 論:「緑の戦記−場所の技術論を求めて」越海光
 論:「私の家づくり」阿部勤
 作品:私の家(自邸 1974年)/五本木ハウス(1976年)/美しが丘の家(1983年)/
 白鷺の家 (2003年)/作例集他

吉村篤一の住宅
 論:「吉村篤一の目指すもの」松隈洋
 論:「私の仕事」吉村篤一
 作品:松ケ崎の家(自邸1975年)/12番坂の家(1984年)/上京の町家(1996年)/
 暮雪荘の家(2002年)/鷹峯の家(2003年)/作例集他

■第二特集
 増沢絢のディテール戦後モダニズムの記憶
 戦後住居デザインのシンプル・モダンを確立した増沢絢。
 その住宅作品を通し、何を継承・持続可能かを再考する。
 合理的で率直な空間構成と、倫理的な建築への姿勢は、今日の住まいの豊かさ
 への見直しを迫っている。
 鼎談:増沢洵の建築思想・増沢洵が遺したもの 内田祥士+増沢幸尋+平良敬一
 作品:最小限住居・自邸(1952年)/原邸・コアのあるH氏邸(1953年)/
 伊東邸・ケーススタディハウス#3(1959年)/堀江邸(大屋根の家)(1975年)/
 自邸・事務所(1966・1975・1981)増沢幸尋・増沢建築設計事務所の作品:
 M&M house2002/等々力の家・木場邸

 [連載]
  世界の集落めぐり フィンランド、ポルヴォー 文=太田邦夫
 時を超えて生きる 時間を大地の風景にする方法:新居建築研究所の再生手法
 文=千代章一郎



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