『CASA BRUITUS 2006年9月号』2006 vol.78 September -特集:日本建築・デザイン-
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『Casa BRUTUS 2007 vol.90 September』 -もっと知らないと恥ずかしい!日本建築 デザインの基礎知識 2- |
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『casa brutus 知らないと恥ずかしい! 日本建築、デザインの 基礎知識』 特別定価:1,000円(税込) 発行:マガジンハウス ![]() |
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今月は特別号、一冊まるごと日本建築・デザインの特集です。知ってそうで、実はよく知らない日本の伝統建築&デザイン。この機会に、基礎の基礎からお勉強してみませんか。「STEP1〜神社の成り立ち」から「STEP7〜和の建築に住みたい?」まで、段階をおって基礎の基礎から日本建築&デザインをわかりやすくQ&Aで知ることができる、超入門編です。さらに、小冊子「見るべき京都建築・早分かりガイド60」、別冊付録「そろそろ経験しておきたい和の神髄レストラン39件」で、京都と日本料理も恐いモノなし。「カーサの猫村さん」は、初めての京都出張スペシャル。お楽しみください! | |
<目次> [STEP1] 30分でわかる、日本建築の基礎の基礎。 まずは、神社、寺院、住宅、3つの大きなカテゴリーについて整理整頓。 神社の発生から茶室と数寄屋の成り立ちまで。花くまゆうさくさんのマンガと分かりやすい文章で、2000年を30分に凝縮して解説します。 [STEP2] ディテールのランクを知れば、日本建築はますます面白くなる。 実は、日本建築&デザインで一番面白いのがこの部分なのです。自然の素材を使って、屋根、天井、壁、柱などをどうデザインしていくか? さらに、日本独特のランク付けがあったりします。神社の屋根は本来「檜皮葺き」だなんて知ってました? [STEP3] ランクだけでは語れない数寄屋と茶室、入門編。 一番難解と思われている「数寄屋」と「茶室」。数寄屋の定義とは?と聞くと「好きなように建てるのが数寄屋」と誤魔化されてしまいがち。数寄屋のベースとなった書院造りと比較しつつ、その謎を解きます。さらに、千利休と小堀遠州のスタイルの対比で茶室の大きな流れも把握しましょう。 [STEP4] 石が分かれば庭が分かる。日本の庭は石に注目。 日本庭園の要は石。石の表現が重要なポイントとなります。蓬莱山、枯滝石組、鶴と亀、う〜ん、ぼーっと見ているだけでは何も見えてこない・・、まるで抽象絵画?そこで、石の見方を簡単解説。グルーヴィジョンズのイラストで分かりやすくヴィジュアル化しちゃいました。 [STEP5] 世界が注目する、「日本の工務店」とは? 日本建築を支える「工務店」は世界からも注目の的です。海外の大富豪からSUKIYAの注文がやってきます。ロックフェラー邸をつくった中村外二工務店。メトの日本ギャラリー、現在もニューヨーク郊外の個人邸を施工中の安井杢工務店。日本を代表する憧れの二大工務店を取材しました。 [STEP6] インテリアデザインは、職人技の美の結晶です。 日本の建築・デザインを支えているのが職人さん。唐紙、表具、左官、畳、錺、京都で数寄屋を支える代表的な職人さんを取材。その仕事の美しさ、完璧さには脱帽です。日本のインテリアデザインってホント、スゴイですよ。未来に継承されるべく、私たちも意識を高めなければ。 [STEP7] 「和」の建築に住みたい? 憧れは、贅を尽くした数寄屋の一軒家。でも、それって軽〜く一億円オーバー?一間だけの数寄屋風改装だったら何とかなるかな? ということで、松竹梅3コースをシミュレーションして見積もりもしてみました。その他センスのいい「和風住宅」の事例も取材しました。 [Bilingual Issue] *訪問編 三組の建築好きが、京都の名所を訪れました。さて、今を代表する6名のクリエイターの眼に、日本を代表する有名古建築はどのように映ったのでしょうか。・桂離宮 杉本博司×インゴ・マウラー・大徳寺孤篷庵 トーマス・マイヤー×祐真朋樹・慈照寺 入山法子×ジェフリー・ムーサス |
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