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『新伝統木構法の展開 蘇る美しい日本建築』
著:増田一真
発行:東洋書店
定価:3,150円(本体3,000円+税5%)
240p26cm
978-4-88595-591-4
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日本古来の建築における、古くは法隆寺金堂や五重塔、18世紀の近帯橋などのみられる優れた構成方法に着目し、伝統的木構法に見られる様々な智慧を紹介する。そしてそれらの智慧を活かすことを眼目とする「新伝統木構法」について、その全体像から細部までを、300点以上の図版と力学的検証を交えながら設計例を加えて解説する。学生から実務家まで、建築物の構造設計にかかわるすべての方々に贈る画期的な一冊である。
匠の智慧・伝統木構法の創造的展開の書。第1章で伝統木構法に込められた匠たちの知恵を抽出。第2章、第3章では抵抗のしくみと木構造の多様性を解説。第4章では要素の剛性を計画上の基礎データとして整理。第5章、第6章では基礎データを用いた具体的な架構計画と安全性を検討した。
日本古来の木構法に見られる様々な智慧を活かす「新伝統木構法」について、その全体像から細部までを科学的な力学的検証を交え解説。
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<目次>
第1章 伝統の知恵に学ぶ二十項目;
第2章 抵抗の仕組と木造の多様性―原理からの構築;
第3章 伝統の仕口継手矧合改良;
第4章 架構計画と要素剛性;
第5章 架構計画法と実際例;
第6章 終局耐力証明の方法 |
<著者:増田一眞(ますだかずま)>
広島県出身、東京工業大学卒。(株)増田建築構造事務所代表、NPO法人「伝統木構造の会」会長、木構造の第一人者として活躍、ICU理学本館はじめ作品多数、著者も多数あり。「建築構法の変革」(建築資料研究社)にて日刊工業新聞社第14回技術・科学図書文化賞受賞 |
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