HP内の目次へ・検索もできます! 建築/美術フォーラム-建築/美術−出会って何かになっていくこと ケーススタディとしての美術館-

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京都発大龍堂:メールマガジン通巻3786号

《建築/美術フォーラム》
-建築/美術−出会って何かになっていくこと ケーススタディとしての美術館-

日時:2005年12月3日(土)12:00〜17:00
    12:00〜14:00・プレ・プログラム(杉本家住宅の見学など)
    14:00〜17:00・講演およびトークセッション
場所:杉本家住宅(京都市指定有形文化財) TEL:075-344-5724
〒6008442 京都市下京区綾小路通新町西入ル矢田町116
建築と美術は近しい関係にありつつも、異なる専門分野として成立しています。そのため、なかなか同じ場所で議論・交流していく環境にはありませんでした。そこで、両者の話し手、聞き手に集まっていただいて、建築/美術がそれぞれいま何を問題としているのか、お互いはどのように関係している/していないのか。様々なことを話し合う場として、建築/美術フォーラムを京都において開催することになりました。
この度のフォーラムでは、建築と美術の出会いの場としての美術館をテーマとして講演とトークセッションを行います。パネリストには建築家の乾久美子氏と金沢21世紀美術館学芸員の鷲田めるろ氏をお迎えします。近年、美術館は変化を遂げてきています。これまで、建築は、後から展示するものとして美術作品を対象化してきましたが、美術が展示されることで、美術空間が立ち上がるような、お互いの出会いを必要とする美術館が現われているように思えます。建築/美術のいまを通して、美術館がどのようにあろうとしているのか、乾氏・鷲田氏にそれぞれの専門の立場からお話していただきます。
会場は京都の町家である杉本家住宅です。建築も美術も特別な何かなのではなく、日常との出会から生まれ、歴史や文化の文脈の中で息づいています。そのような建築や美術を話し合う場として、町家を日常空間として、文化的に今も使い続けておられる杉本家住宅での開催を企画しました。当日は杉本家住宅の町家空間もお楽しみ下さい。
フォーラムのテーマと共振する新しい世代の現代美術作家・松永紗耶加による小さな展覧会を同時に行います。作品との出会いから美術空間として立ち上がる杉本家でのフォーラムとなります。
<パネリスト>
鷲田めるろ氏
(金沢21世紀美術館 学芸員)
乾久美子氏
(建築家/
乾久美子建築設計事務所)
司会:廻はるよ氏(京都造形芸術大学)
定員:50名(申し込み多数の場合は抽選)
参加費:一般1500円 学生1000円
申し込み:11月25日(金)までに下記e-mailアドレスにお申し込み下さい。
氏名(フリガナ)、住所、e-mailアドレス、連絡先(電話番号&FAX)、所属先(学校・職場名)を明記して下さい。※大龍堂通信を見た、とお書き添え下さい。参加確認のご連絡はe-mailの返信にて行います。
e-mail archi-art-f@nifty.com
主催:建築/美術フォーラム実行委員会・廻はるよ・阪田弘一・小池志保子
共催:casa sugimoto実行委員会 
後援:社団法人日本建築協会、京都造形芸術大学、京都市、京都府
協力:財団法人 奈良屋記念杉本家保存会、京都造形芸術大学空間演出デザイン学科、京都工芸繊維大学阪田研究室

建築/美術フォーラムの詳細についてはホームページをご覧下さい。



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