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京都発大龍堂:メール マガジン通巻3597号 2019年4月4日


新建築・創刊80周年記念出版
新建築2005年11月号 臨時増刊
『日本の建築空間』

編集・発行:新建築社
監修:青木淳、後藤治、田中禎彦
西和夫、西沢大良
定価:(4,762円+税)A4・350p
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古書入荷待ち!!
飛鳥時代から21世紀まで、「空間」という視点で選んだ100の日本建築空間という視点から伝統的建築を見直す古代から現代までを貫く通史のビジョン100の建築空間充実のビジュアルを目指し撮り下ろしを敢行。
監修は青木淳(建築家) 後藤治(建築史家・工学院大学助教授) 田中禎彦(建築史家・文化庁文化財部建造物課技官) 西和夫(建築史家・神奈川大学教授) 西沢大良(建築家)の5氏
近代建築の展開を学び、現代建築の潮流に身を置く『新建築』の読者のみなさんにとって、実は知っているようでよく知らないもの、歴史の授業で習ってはいても実物は見ていないものが、日本建築の空間なのではないでしょうか。では、歴史的建築は現代の建築設計にとって無関係、なのでしょうか?そのようなことはないはずです。歴史的建築は実にさまざまな示唆に富んだものです。
仏教とともに寺院建築を受け入れても、開国して西洋建築を受け入れても、戦後復興で近代建築が主流となっても、日本人は、そのときどき、進取の精神で時代の勢いを受け止めながらも、過去をリセットせずに独自の感性を保ち、自らの内側で上手に醸成し、多様で豊かな建築を育んできたのです。つくり手たちの意図には、時代を超えた感動や発見があります。新建築社では、そうした、日本建築の魅力をみなさんに改めて伝えたい、そして、さまざまな時代の空間を縦横に見ながら、新しい発見をしていただきたいと考え、これまでにない視座による日本建築の本を刊行することにいたしました。
『日本の建築空間』と題する本書では、法隆寺や東大寺などの国宝・世界遺産級の建築から、代々木のオリンピックプールに代表される近代日本の象徴的建築、そして現代の小さな個人住宅や都市レベルの大規模プロジェクトまで、日本中の幾多の名建築の中から、「建築空間」という視点で100の建築を選び出し、美しい写真で紹介しつつ、その見どころを適切に解説していきます。
100件の掲載建築の選定は、5人の気鋭の建築家・建築史家チームにお願いしました。写真も、この本のために大幅に撮り下ろしを敢行、最新のカラー写真で紹介します。他に所在地などのアクセスデータ、図面や歴史年表といった資料性の高いコンテンツ、監修者の視点を示すいくつかの論考をそろえ、明日の日本建築を考えるための新しいデザインバイブルとして、多くの方々の期待に応えられる内容をもってお届けいたします。
どうぞ、ご期待下さい。[新建築社]



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