HP内の目次へ・検索もできます! 進化する外壁材─オ−ルラウンドな素材が壁の歴史を変える─

3568号      3573号


京都発大龍堂:メール マガジン通巻3569号

《進化する外壁材》
─オ−ルラウンドな素材が壁の歴史を変える─

著:渡辺稔
企画:日経BP企画
発行:日経BP出版センタ−
定価1,470円(1,400円+税5%)
19cm181p
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日本の住宅の外壁は、戦後から昭和60年代あたりまでは、モルタル塗りの壁が主流を占めていた。これを湿式建材というが、このやり方は手間とコストがかかるのがウィークポイントであった。これに変わって急激にシェアを拡大してきたのが、工場であらかじめ生産し、それを住宅の外壁に取り付けるだけで施工できてしまう、というサイディングである。これを、湿式建材に対して乾式建材と呼んでいる。湿式の場合であれば、人の手で壁を塗るわけだから、色や意匠など無限のバリエーションが出せるし、重厚感もある。そんなときに出会ったのが、セメントボードというアメリカ生まれの製品である。このボードを外壁の下地材として使えば、そのうえにモルタルをはじめ、さまざまな仕上げ材を塗布することによって、重厚で質感豊かな外壁を完成させていくことができる。つまり、乾式と湿式の両方のよさを兼ね備えたのが、このセメントボートというわけである。
本書は、より質の高い住宅づくりをめざす多くの人々に対して、このような画期的な素材があることを知らせ、これによって日本での住宅の質を少しでも向上させていきたい、という著者の思いを伝えようとするものである。
<目次>
プロローグ
第1章 日本の外壁材の歴史
家の造りは夏向きに
燃えにくい家づくりのための努力
サイディングがまたたく間に市場を席巻
モルタルは消え去ってしまうのか
セメントボードのもつメリット
【コラム】職人の眼 その1
日本人はなぜ木の家のこだわり続けてきたのか?

第2章 セメントボードの誕生
ポール・ディンクルとの感動の対面
〈ワンダーボード〉はこうして誕生した
需要が爆発的に増えて量産体制が急務に
USG社という「巨人」が参入してきた
カスタム社が〈ワンダーボード〉のブランドを引き継ぐ
偶然にわかったセメントボードの意外な能力
内装材の分野には強力なライバルがいま出現しようとしている
【コラム】職人の眼 その2
アメリカ取材旅行こぼれ話

第3章 セメントボード日本市場へ
会社を継いでわかった父のありがたさ
二五〇棟のはじめてのサイディング工事
セメントボードを日本に紹介した元商社マン
一〇戦一〇敗の商品だけど、おもしろいじゃないか
USG社の「チャプター11」の余波をもろにかぶる
自ら〈ワンダーボード〉の輸入に乗り出す
永久住宅とは何か
【コラム】職人の眼 その3
住みやすく、使いやすい住宅をつくるのが職人の仕事

第4章 セメントボードの機能とその施工
〈デラクリート〉と〈ワンダーボード〉はここが違う
セメントボードのいろいろな特性
 1.耐水性 2.可とう性・衝撃吸収性 3.耐凍結融解性 4.幅広い適応性
セメントボードの施工の流れ
 1.防水シート貼り付け・木胴縁取り付け 2.セメントボード貼り施工 3.ベースコート塗り工事
 (樹脂モルタル塗り工事) 4.仕上げ工事 5.寒冷地や冬季の左官工事
セメントボードを取り扱う人へのアドバイス
【コラム】職人の眼 その4
日本でもさまざまな外壁の下地材が市場に

第5章 次々と登場する建材のニューフェイスたち
外装材分野でのニューフェイスたち
 1.スタイロタン 2.EIFS 3.デンスグラス
内装材分野でのニューフェイスたち
 1.ドライウォール工法 2.パーマトーン
【コラム】職人の眼 その5
アメリカのプロフェッショナルたちの仕事ぶりから大いに学ぶ

第6章 外装屋社長の日々雑感あれやこれや
住宅産業はクレームとの戦い
新しい素材、工法に追いつくには日々勉強
日本の家づくりにひとこと、ふたこと
セメントボードが秘めた未知数X
職人気質をめぐって気持ちは揺れる
ケイマン島見学の裏話

巻末付録 日本における外壁材小史
エピローグ



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