HP内の目次へ・検索もできます! 大阪最古の洋風建築・重要文化財「泉布観」見学会

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京都発大龍堂:通巻3125号

見 学 会
「泉布観」
大阪最古の洋風建築・重要文化財
日時:2005年3月19日(土)〜21日(月・振替休日) 10:00〜16:00(入館15:30)
場所:重要文化財「泉布観」 大阪市北区天満橋1丁目1番1号(財務省造幣局の北側)
<交通>
・市バス「桜宮橋バス停」(すぐ)
・地下鉄谷町線「南森町駅」(東約1km)
・京阪電車「天満橋駅」(北へ約1km、東天満交差点右折し、東200m)
・JR環状線「桜ノ宮駅」(南へ約1km)
・JR東西線「大阪城北詰駅」3号出口(北へ約0.6km)大阪天満宮駅」1番出口(東へ約1km)







<泉布観の詳細>
構造・面積 2階建の洋風建築 レンガ造および石造(壁:レンガ造、ヴェランダの柱:石造)
総面積:1,078.04平方メートル
1階 537.20平方メートル4室、廊下、ヴェランダ他
2階 540.84平方メートル5室、廊下、ヴェランダ他
見学方法:
(1) 当日、会場へ直接お越しください。
(2) 建物の保存上、一度に多数の方の入館はできませんのでご了承ください。(常時滞在者30名程度)
(3)入館料:無料
※駐車場はありませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

大阪歴史博物館では、歴史的建造物をとおして明治初期の大阪の歴史を考えていただくとともに、身近な文化財に親しんでいただくため重要文化財「泉布観」を一般公開します。
泉布観は明治4年(1871)2月に落成しました。全国の洋風建築の中でも極めて古い時期のもので、大阪では現存最古のものです。当初は造幣寮(現在の造幣局)の応接所として建てられました。明治5年以降は明治天皇の行幸があり、同22年(1889)には宮内省に献納されて、大正6年(1917)に大阪市に移管されました。「泉布観」とは「貨幣の館」を意味し、明治天皇が訪問した際に自ら命名したものです。
建物の設計には英国人技師ウォートルスがあたりました。ウォートルスは泉布観のほか、造幣寮の工場群、東京の銀座煉瓦街などを設計し、明治初期の日本の洋風建築の歴史に大きな業績を残した人物です。泉布観の主な特徴は、煉瓦造であること、周囲にヴェランダを持つこと、照明器具などに古い要素を残すことなどがあります。泉布観の壁面は一見すると白い漆喰塗りですが、その内部は煉瓦で積まれています。そのため木造建築とくらべると非常に壁が厚くなっています。またヴェランダは建物の全体にめぐっています。これは「ヴェランダ・コロニアル」式と呼ばれ、幕末から明治期の日本の洋風建築の特色のひとつです。内部は天井が高く、ガス灯時代の照明器具が電球式に変わったいまも使われています。このように明治期の特色を色濃く残す泉布観は、昭和31年6月28日に国の重要文化財に指定されました。洋風建築としては全国で極めて早い時期の指定でした。ぜひこの機会に明治初期を代表する建造物を堪能してください。

問い合わせ:
大阪市教育委員会事務局文化財保護課
TEL:06-6208-9166
大阪歴史博物館
TEL:06-6946-5728



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