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3013号      3023号


京都発大龍堂:通巻3017号

生誕百周年
イサム・ノグチ(彫刻家)
谷口吉郎(建築家)
美の鼓動、永遠に
《萬来舎写真展》

日時:2005年2月5日(土)〜19日(土)
(日・祝は休館)
10:00〜17:00(入館16:30まで・入場無料)
場所:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
〒6068585
京都市左京区松ヶ崎御所海道町
TEL:075−724−7111
(地下鉄烏丸線・松ヶ崎駅・下車徒歩5分/
京阪出町脚下専─
京都市バス4.・京都工芸繊維大学・下車)
主催:寓来合写真展 京都展実行委貝会
(委員長/石田潤一郎 京都工芸繊維大学教授)
共催:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
後援:
京都市 京都新聞社 イサム・ノグチ財団及びイサム・ノグチ庭園美術館 イサム・ノグチ日本財団
(杜)日本建築学会近畿支部
(社)日本建築家協会近畿支部
(社)日本建築家協会近畿支部京都地域会
(社)京都府建築士会
協力:(株)新建築社
(株)淡交社 ぴあ(株)
谷口吉郎とイサム・ノグチのコラボレーションにより1951年に建設された慶鹿義塾大学「新萬来舎」は、一昨年惜しまれつつも解体されました。谷口吉郎、イサム・ノグチ生誕百周年を迎え、萬来舎の稀有な空間の魅力を、より多くの人々に伝えたいとの気持ちから、これらの写真パネル約50点により構成された巡回展が北海道・美唄を皮切りに企画され、金沢、高松を巡回して参りました。本年2月に開催致します京都展は、京都工芸繊維大学・美術工芸資料館を会場に、イサム・ノグチに縁の深い造園家・重森三玲の仕事も視野に入れた展示を行います。また、会期中は、「伝統とモダニズムの融合」の検証をテーマとしたシンポジウムを実施致します。皆様の皆ご来場をお待ち申し上げます。
実行委員長:石田潤一郎(京都工芸繊繊維大学教授)
実行委員:伊勢桃代(アジア女性基金運営事務局長)
出江 寛(建築家・JIA近畿支部支部長)和泉正敏(彫利家・日本ノグチ財団理事長
川島順吉(日本ノグチ財団・川島織物)
河合正朝(慶應義塾大学教授)小島 孜(建築家・近畿大学教綬)
重森千青(造園家・京都工芸繊維大学非常勤講師〉
柴辻政彦(美術工芸研究所)
ショージ貞尾(NYノグチ財団理事)
ジョージ・コーチ(日本ノグチ財団評議員〉
杉山真紀子(東北芸術工科大学〉
谷岡知子((株)陶薇堂)
橋本健治(建築家)
松隈 洋(京都工芸繊維大学助教授)
山崎泰孝(建築家)
吉村篤一(建築家)
サポートネット:
粟野 隆(庭園史・奈良文化財研究所〉
石川祐一(京都市文化財保護課)金山眞人(建築家)
小西敏正(建築家・宇都宮大学教授)
清水重敦(建築史・奈良文化財研究所)
永井美保(ひとつ石の会)ひとつ石の会
<関連催事>
「シンポジウム」テーマ:「伝統とモダニズムの融合一谷口吉郎、イサム・ノグチ、重森三玲の足跡をとおして」
パネラー:石田潤一郎(建築史家)山崎泰季(建築家)重森千青(造園家)
日時:2月12日(土)13:30〜15:30
参加費:500円(資料代として)
会 場:京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンバス 工繊会館多目的室

■連絡先(有)美術工芸研究所内 京都展実行委員会事務局
〒604−0803 京都市中京区竹屋町柳馬場西入ル 和久屋町ビル501
TEL::075−212−8541 FAX:075−212−8544
<コラボレートの傑作萬来舎>
1951年、東京・三田、慶応大学キャンパス内につくられた「高来舎・談話室」は、わが国はじめての建築家と彫刻家がコラボレートした空間である。建築家は谷口吉郎、彫刻家はイサム・ノグチ。二重奏の妙なる流れは、対時しながら高まりを見せ、静謐でありながら親しみ易く、しかもキリッとした雰囲気をたたえていた。
しかし、いまはない。
取り壊し直前の写真がその面影を伝えるのみである。
すぐれた文化財は、所有者だけのものではないことを改めて感じさせる。
[馬場璋造(建築情報システム研究所所長)]

イサム・ノダチは20世紀最大の巨匠の一人だった。しかし、日米の狭間に生まれ育ったノグチには帰るべきところが無かった。「唯一芸術のみが私の属する事のできる世界だった」と語っている。だから、慶應義塾大学に創られたこの空間は、そんなノグチの魂の故郷のようなもの、とも言える。一方20世紀に多くの名建築を残した谷口吉郎。この二人のコラボレーションである「萬来舎・ノグチルーム」が未来に渡ってどれほどの価値を持つものか、多くの人々はまだ気付いていない。失われて初めてそれを知る。既に私達は歴史からあまりにも多くの実例でその事を学んできたはずなのに。文化財とはそのような皮肉なものだ。今まさに私達は歴史に試されているといって良い。関係者はどのような行動をもって福澤先生から学んできた精神を示すのだろう。それは後世に語り継がれるようなものであって欲しい。
[千住博(日本画家)]



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