HP内の目次へ・検索もできます! 忘れられた響き_講演+ピアノ演奏_

2986号      2994号


京都発大龍堂:通巻2988号


《忘れられた響き》

_講演+ピアノ演奏_
講演:
山本宣夫(歴史的ピアノ修復家)
ピアノ演奏:
植村照(シューマン、グリーグほか)

日時:
2005年1月23日(日)
開場13:30 開演14:00
場所:
〒6048156
京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2
TEL:075-213-1000
入場料:
1,000円+修復協力金(志納)
主催:
ペトロフの会
共催:
京都芸術センター
京都芸術センターにまだ一度もお越しいただいたことのない方は、この機会にぜひセンターをご覧下さい。
かつての小学校がどれだけすばらしい建築であったか、思いを新たにすることでしょう。
今回のコンサートは講堂で行いますが、隣にある畳みの敷き詰められた大広間もぜひご覧下さい。
奥にある音楽室もまた素晴らしいです。そこにはもうひとつの素晴らしいピアノ、ミニスタインウエイがあります。これもなかなかチャーミングなピアノです。

さて、アントン・ペトロフという名前をご存じですか?
チェコのピアノの名前です。その名前の製造会社は今日でもありますが、20世紀初頭のオーストリア帝国華やかなりし頃のウイーンは世界の文化の中心地でした。そのウイーンからの注文でつくられたすばらしいピアノの名器の一が往時のペトロフピアノです。
知人で歴史的なピアノの修復家である山本宣夫さんによれば、最もバランスのよい味わい深い音色が頂点に達した頃で、ピアノのいわば黄金時代なのだそうです。その後は、スタインウエイやベーゼンドルファーといった輝かしい響きをもって大観衆の前でがんがん弾く大きなピアノの時代、また大量生産の時代へと移って行くわけですが、そんな時期の素晴らしいピアノが当時に京都の小学校に市民から寄付されていました。旧明倫小学校、現京都芸術センターにあるペトロフです。
ご存じのように、廃校となった明倫小学校のすばらしい校舎は4年前、芸術センターとして蘇りました。でも、ペトロフは古く傷んでいるからということで、隅に追いやられ、新しいピアノが購入されました。(町家と同じですね。)せっかく古くてもよい時代の面影をつよく遺す校舎を芸術センターとしても、古いピアノは価値がないというのではおかしい。それで、このピアノを知る愛好家が集まり、このピアノをちゃんと評価して、コンサートを定期的に開いて、広くたくさんの人たちからご寄付をいただいて、それで傷んだところを修復して、名器にふさわしい音色と容姿を蘇らせようということになりました。芸術センターや地元の市民の代表の方々のご協力を得て、隔月に一回ずつ程度でお話とコンサートの会を重ねて行こうと考えています。その第一回のイベントのご案内です。[さのはるひと・京都建築専門学校教諭]

申込先:
さのまで
E-Mail ondoyama@mbox.kyoto-inet.or.jp
TEL/FAX:
075-465-8029

ペトロフの会事務局:
FAX:075-231-0727



TAIRYUDO SHOTEN Co.,Ltd  TEL:075-231-3036 FAX:075-231-2533