HP内の目次へ・検索もできます! 新春特集陳列 《仏像と写真》 《高台寺蒔絵と南蛮漆器》 《十二天画像と山水屏風-平安の雅-》

2936号      2953号


京都発大龍堂:通巻2943号

新春特集陳列
《仏像と写真》

日時:
2005年1月2日(日)〜3月27日(日)
9:30〜17:00(入館16:30)
休館日:月曜日

場所:
京都国立博物館・平常展示館 5・6室
〒6050931
京都市東山区茶屋町527
TEL:075-541-1151

観覧料:
大人420円(210円)
大学・高校生130円(70円)
中学・小学生・無料
※( )内は20名以上の団体料金
無料観覧日:
毎月第2、第4土曜日

主催:
京都国立博物館
都が京都にうつされた平安時代の宮中では、年の初めにさまざまな公式行事が行われていました。仏教関係としてきわめて重要だったのが、天皇の健康・国家の安泰・五穀豊穣を祈る「後七日御修法(ごしちにちのみしほ)」です。空海の発案で開始された儀礼で、両界曼荼羅・五大尊・十二天などの掛幅画を多数かけならべて行われ、密教のなかではもっとも格の高い修法です。もと東寺に伝わり、いま当館蔵となっている国宝 十二天十二幅は、このときに用いられたものがそのまま残っている貴重な作品群であり、史料類から大治二年(一一二七)に制作されたことがわかっています。優美なかたちと豊麗な装飾性をたたえる画面は、公的儀礼における仏画の美の水準がいかに高かったかを示しています。また、国宝 山水屏風は、平安時代屏風絵の唯一の遺例で、おだやかな風景表現と山中の隠士の静かなたたずまいが印象的です。
今回の特集陳列では、このほかにも平安仏画の名品を展示します。かつて京都長法寺に伝来した国宝 釈迦金棺出現図(当館蔵)は、わが子の入滅に立ち会えなかった母麻耶のため神通力をもって再生した輝かしい釈迦と驚愕する群集を描いた作品で、釈迦信仰が復活した平安後期における大画面仏画の傑作です。「赤釈迦」の愛称をもつ国宝 釈迦如来像(神護寺蔵)、国宝 黄不動像(曼殊院蔵)など、名品の数々をご鑑賞ください。
<主な展示作品>
指定  作品名 所蔵者
重要文化財 銅造菩薩半跏像 岡寺蔵
重要文化財 千手観音立像 光明寺蔵
重要文化財 地蔵菩薩立像 秋篠寺蔵
  地蔵菩薩坐像 新町地蔵保存会蔵
重要文化財 四天王立像のうち広目天・多聞天立像 六波羅蜜寺蔵
重要文化財 薬師如来立像 長源寺蔵
重要文化財 十一面観音立像 八瀬文化財保存会蔵
重要文化財 毘沙門天立像 誓願寺蔵
重要文化財 宝誌和尚立像 西往寺蔵
国宝 四天王立像のうち多聞天立像 浄瑠璃寺蔵
  不動明王立像 当館蔵
  不空羂索観音坐像 金戒光明寺蔵
重要文化財 十一面観音立像 勝龍寺蔵
重要文化財 千手観音立像 湛慶作 妙法院蔵
  薬師如来坐像 妙光寺蔵
  中巌円月坐像 霊源院蔵
国宝 釈迦如来像〈赤釈迦〉 神護寺蔵
国宝 黄不動像 曼殊院蔵
重要文化財 聖観音像 峯寺蔵 如意輪観音像
<関連イベント>
少年少女博物館くらぶ
「第三回「ロダンを写そう」
場所:京都国立博物館 中庭
日時:2005年1月22日(土)・3月26日(土)
両日とも10:30より60分程度、雨天決行
講師:金井杜男氏(専門職員)、淺湫毅 氏(主任研究官)
定員:30名程度
※希望者多数の場合は当日先着順とさせていただきます。
※使い慣れたデジタルカメラをご持参ください。お持ちでない方には貸出もいたします。
協力:キャノン販売 株式会社 、共同写真要品 株式会社
■■
新春特集陳列
《高台寺蒔絵と南蛮漆器》

日時:
2005年1月2日(日)〜2月20日(日)
9:30〜17:00(入館16:30)
休館日:月曜日

場所:
京都国立博物館 平常展示館 15・17室
〒6050931 京都市東山区茶屋町527
EL:075-541-1151

観覧料:
大人420円(210円)
大学・高校生130円(70円)
中学・小学生・無料
※( )内は20名以上の団体料金
無料観覧日:
毎月第2、第4土曜日

主催:
京都国立博物館
秀吉の天下統一後、京都では城郭や寺院が多く建てられ、豪壮好みのた。漆の接着力で器物の表面に金属粉を付着させる蒔絵、これを絢爛かつ大量に作るよう工夫したのが「高台寺蒔絵」です。下絵を用いず黒漆塗りの表面に秋草文様や菊桐紋などを直に描き、蒔いた金粉を研ぎ出さず(蒔放し)、文様のところどころで半透明の漆塗膜ごしに金を見せ(絵梨地)、蒔絵が乾く前に針で表面を掻いて詳細を描きます(針描き)。漆黒の背景に金の図様が浮かび上がる効果が得られ、量産向きとはいえ、高台寺霊屋の厨子扉や、同寺伝世の秀吉夫妻所用とされる調度などの傑作を生みました。この様式は後世にも繰り返し模倣され「高台寺蒔絵」の名で愛されてきました。
一方、この時期に来日したスペイン人・ポルトガル人は、他国にはないこの蒔絵に魅了され、キリスト教祭礼具や西洋式家具を注文して欧州に持ち帰りました。海洋民族好みの螺鈿を併用したこの輸出漆器は、彼らの呼び名「南蛮人」にちなみ「南蛮漆器」と呼ばれます。「高台寺蒔絵」の名品と「南蛮漆器」の優品が一堂に会するこの機会。近世初頭の創造力をじっくりとお楽しみ下さい。
<主な展示作品>
指定 作品名 所蔵者
高台寺蒔絵
重要文化財 蒔絵調度類 高台寺蔵
  秋草蒔絵飯器 養林庵蔵
  御簾楓蒔絵硯箱 聖衆来迎寺蔵
  菊蒔絵箪笥 仁和寺蔵
  芒桐紋蒔絵八角食籠 神光院蔵
重要文化財 薄菊桐紋蒔絵唐櫃 豊国神社蔵
  秋草桐紋蒔絵長持 知恩院蔵
  繋馬蒔絵絵馬  
  秋草蒔絵手拭掛 建仁寺蔵
  菊桐紋蒔絵水次・飯櫃 妙法院蔵
  秋草片身替蒔絵香炉 当館蔵
  菊蒔絵源氏箪笥
  桐桔梗紋散蒔絵飯櫃
  秋草蒔絵徳利枝
  垂桜蒔絵鬘桶など

南蛮漆器   花鳥蒔絵螺鈿聖龕
  花鳥蒔絵螺鈿洋櫃
  花鳥蒔絵螺鈿書箪笥
  花鳥蒔絵螺鈿角徳利及び櫃
  IHS紋蒔絵螺鈿聖餅箱  
  IHS紋蒔絵螺鈿書見台  
  楼閣山水蒔絵螺鈿盤  
  花鳥蒔絵螺鈿合子  
  FONASA文字蒔絵螺鈿飾箱
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新春特集陳列
《十二天画像と山水屏風》
-平安の雅-


日時:
2005年1月2日(日)〜2月13日(日)
9:30〜17:00(入館16:30)
休館日:月曜日

場所:
京都国立博物館 平常展示館 11・12室
〒6050931
京都市東山区茶屋町527
TEL:075-541-1151

観覧料:
大人420円(210円)
大学・高校生130円(70円)
中学・小学生・無料
※( )内は20名以上の団体料金
無料観覧日:
毎月第2、第4土曜日

主催:
京都国立博物館
都が京都にうつされた平安時代の宮中では、年の初めにさまざまな公式行事が行われていました。仏教関係としてきわめて重要だったのが、天皇の健康・国家の安泰・五穀豊穣を祈る「後七日御修法(ごしちにちのみしほ)」です。空海の発案で開始された儀礼で、両界曼荼羅・五大尊・十二天などの掛幅画を多数かけならべて行われ、密教のなかではもっとも格の高い修法です。もと東寺に伝わり、いま当館蔵となっている国宝 十二天十二幅は、このときに用いられたものがそのまま残っている貴重な作品群であり、史料類から大治二年(一一二七)に制作されたことがわかっています。優美なかたちと豊麗な装飾性をたたえる画面は、公的儀礼における仏画の美の水準がいかに高かったかを示しています。また、国宝 山水屏風は、平安時代屏風絵の唯一の遺例で、おだやかな風景表現と山中の隠士の静かなたたずまいが印象的です。
今回の特集陳列では、このほかにも平安仏画の名品を展示します。かつて京都長法寺に伝来した国宝 釈迦金棺出現図(当館蔵)は、わが子の入滅に立ち会えなかった母麻耶のため神通力をもって再生した輝かしい釈迦と驚愕する群集を描いた作品で、釈迦信仰が復活した平安後期における大画面仏画の傑作です。「赤釈迦」の愛称をもつ国宝 釈迦如来像(神護寺蔵)、国宝 黄不動像(曼殊院蔵)など、名品の数々をご鑑賞ください。
<主な展示作品>
国宝 十二天像 当館蔵
国宝 山水屏風 当館蔵
国宝 釈迦金棺出現図 当館蔵



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