HP内の目次へ・検索もできます! 古代イランの造形−土器と青銅器

2922号      2929号


京都発大龍堂:通巻2923号

特集展示高田コレクション
《古代イランの造形−土器と青銅器》

日時:
平成16年12月18日(土)〜平成17年3月31日(木)
9:30〜17:00(入館は16:30)
休館日:毎週月曜日(1/10,3/21を除く)、
展示替期間(12/3〜12/17)、12/24
年末年始(12/27〜1/4)、1/11、2/12、3/22
観覧料:
一般大人 高校生・大学生
個人 500円 300円
団体(20人以上) 400円 250円
場所:
大阪市立東洋陶磁美術館
〒5300005
大阪市北区中之島1-1-26
(地下鉄御堂筋線/京阪電車「淀屋橋」、堺筋線/
京阪電車「北浜」各駅より徒歩5分)
注口壺を持つ男性像 紀元前1千年紀前半
高:39.4cm
現在のイラン・イスラム共和国を中心とした一帯では、紀元前6000年頃、北部から南西部にかけての地域で土器が作られ始めました。最初期のものは、土に植物などの混ぜものをして成形した無文の粗製土器類で、出土例がザグロス山脈中の遺跡で確認されています。前6〜5000年頃には、表面に化粧土をかけ顔料で点や斜線などの幾何文を描いた彩文土器が出現します。前5〜4000年頃、メソポタミア文化の影響を受けて、西部地域とイラン高原中央部で新しいタイプの彩文土器が誕生しました。それは、砂混じりの細かい胎土の表面を磨研や化粧土で調整し、幾何文や山羊・鳥文などの動物文を黒や褐色の顔料で描いたものです。前3〜2000年頃には、北部や南部地域にもそれらの影響をうけた土器が誕生しました。前1000年頃には、彩文土器は姿を消し、赤色、灰色、黒色などの胎土の表面を磨いた磨研土器が各地で作られました。特に、カスピ海南岸地域のギーラーン地方では、人物やこの地方に生息する瘤牛の姿を表した形象土器が特徴となっています。金属器については、恵まれた鉱物資源を利用して前4000年頃に金属精錬が始まり、前2500年頃には金・銀・青銅などの鋳造技術が高度に発達していたことが明らかになっています。また、前1000年前後のイラン北部・北西部には、種類豊富な馬具や用途不明の特殊な器形などの従来にない特徴の金属器が見られ、動物意匠が多用されていることから、北方から移動した民族の影響とも考えられています。しかし「ルリスターン青銅器」のように盗掘によって知られた遺物もあり、不明な点が多く残っています。
今回の展示では、高田早苗コレクションから、古代イランの土器と青銅器を厳選して約20点を展示します。長い歴史を持ち東西の文化交流に重要な役割を果たした地域の古代の造形の多様性をお楽しみください。
<ボランティア・ガイド>
実施日:毎週土・日曜日・祝日 ※研修等により休むこともあります。
時間:午前11:00〜 午後2:00〜
所要時間: 1時間〜2時間
※上記の曜日以外にもグループを対象にしたガイドも可能です。5人以上で2週間前までにご連絡ください。
<同時開催>
テーマ展:「粉青鉄絵の世界−鶏龍山のやきもの」
常設展示:冬季展示「東洋陶磁の展開」
<問い合わせ>
大阪市立東洋陶磁美術館
〒5300005 大阪市北区中之島1-1-26
TEL:06-6223-0055 FAX:06-6223-0057

[資料提供:大阪市立東洋陶磁美術館]

TAIRYUDO SHOTEN Co.,Ltd  TEL:075-231-3036 FAX:075-231-2533