チベット仏教美術展_タンカの世界-Art of Thangka_

607号      611号


京都発大龍堂:メール マガジン通巻 609号



≪チベット仏教美術展≫

_タンカの世界-Art of Thangka_
日時:
平成13年11月15日(木)〜平成14年1月6日(日)
休館日:毎週月曜日(祝日の時はその翌日)
2001年12月28日〜2002年1月3日
場所:京都文化博物館
〒604-8183 京都市中京区三条高倉
TEL:O75−222−0888
入場料:一般:1,000円(800円)
    大高生:700円(560円)
    中小生:   400円(320円)
    ( )内は、前売り、20名以上の団体料金
 
主催:
京都文化博物館・ハンビッツ文化財団・京都新聞社
インドに源を発した仏教は、アジアの各地域で独自の発展をとげてきました。中でも峻厳な山脈に抱かれた高地チベットでは、特異な仏教文化が育まれました。近年には、多くの仏教指導者や美術品が国外に流出したこともあり、映画や出版物をとおしてチベットの文化や美術が頻繁に取り上げられ、多方面から大きな関心を呼んでいます。今回の展覧会は、「タンカ」と呼ばれる軸装仏画を中心に、チベット仏教美術の多様な展開を紹介するものです。
約90点におよぶ展示品は、タンカの所蔵数にかけては世界最大級を誇る韓国ハンビッツ文化財団の全面的な協力を得て、そのコレクションによって構成されています。1000点近いコレクションの中から時代、地域、図像、作品ジャンルのバランスを考慮し、厳選された作品によって、複雑な展開をとげたチベット仏教美術の全貌がご覧いただけることでしょう。
<講演会>
※京都文化博物館の特別展または常設展の入場券が必要です。
日時:平成13年11月25日(日)午後2時〜午後4時
場所:京都文化博物館 別館2階 講義室
テーマ:「チベット仏教美術の歴史とタンカの世界」
講師:田中公明氏(本展監修者、ハンビッツ文化財団学術顧問)