ヒューマン・イメージ

577号      581号


京都発大龍堂:メール マガジン通巻 579号




特別展覧会
≪ヒューマン・イメージ≫

_われわれは人間をどのように表現してきたか?_

日時:平成13年10月23日(火)〜11月25日(日)
9:30〜6:00
 毎週金曜日は午後8時まで(入館7:30)
会場:京都国立博物館
〒6050931 京都市東山区茶屋町527
(京阪七条駅から東へ徒歩7分)
TEL:075-541-1151
休館日は月曜日。但し、月曜日が祝日又は振替休日
となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。
入館料: 大人1,000円( 700円)/
大学・高校生700円(400円)/
中学・小学生300円(150円)()は団体20人以上
※障害者の方と介護者(同人数)
及び70歳以上の方は無料となります。
(障害者手帳、年齢を証明するもの等が必要)
 
主催:京都国立博物館
共催:朝日新聞社
京都国立博物館では秋の特別展覧会として「花鳥」「山水」を催し好評を博しました。それに続き「人間(ひと)」を主題とした展覧会を開くことを念願としておりましたが、この度、実現する運びとなりました。
 もつとも身近な存在である人間を私たちはいったいどのように表現してきたのでしょうか。 あらためていうまでもなく、人間は肉体的にも精神的にも多様な面をもつております。たとえば、生きていることだけではなく、死後の世界への関心すらもつのは人間だけではないでしょうか。ある意味では、人間ほど奇妙な動物≠ヘいないのかもしれません。
 この展覧会は、次のような十のテーマにわかれています。「人のきずな」「恋と愛」「なりわい」「遊び」「祝祭の時」「旅・隠逸」「夢」「異貌に込めたもの」「あらぶる心」「調和へ」。こうしたテーマのもとに、時代は縄文時代から江戸時代まで(一部中国を含む)、分野は絵画・書跡・彫刻・工芸・考古にまでおよぶ遺物・作品が陳列されます。
 美しいものだけが貴重なのではありません。止むに止まれず表現せずにいられなかった思いの探さこそが貴重なのです。その思いを理解し、共感し、感動することを通して、新たな博物館活動のあり方までも呈示することができれば、私たちにとつてこれに優る歓びはありません。
■土曜講座新館講堂にて、午後1時30分より
・11月3日「弥生人と精霊と聖なる絵画」
     -京都国立薄物館考古室長・難波洋三
・11用17日「伝法衣-相伝された高僧の袈裟−」
      −京都国立博物館企画室員・山川暁

■国際シンポジウム「われわれは人間をどのように表現してきたのか?」
 −特別展覧会「ヒューマン・イメージ」にちなんで−

・基調講演 立花隆氏(評論家)
●平成13年11月10日(土)京都市勧業館【みやこめっせ】午後1時〜5時
※こ参加ご希望の万はお問い合せください。


★お問合わせ先
京都国立博物館
〒605-0931 京都市東山区茶屋町527
TEL:075-541-1151
TEL:075-525-2473(陳列案内)
http://www.kyohaku.go.jp


「表徴の帝国」
ロラン・バルト/著 宗左近/訳

出版社名 筑摩書房
出版年月 1996年11月
ISBNコード 4-480-08307-3
本体価格 1,000円
頁数・縦サイズ 232P 15cm
分類 文庫 /学術・教養 /ちくま学芸文庫