≪〜熟れゆくイメージ〜≫_名画が出来るまで_

575号      579号


京都発大龍堂:メール マガジン通巻 577号



特別企画展
≪〜熟れゆくイメージ〜≫
_名画が出来るまで_

日時:2001年10月11日(木)〜11月25日(日)
9:30〜5:00(ご入館は閉館30分前まで)
会場:京都府立堂本印象美術館
休館日:毎週月曜日(ただし10月22日は開館)
入館料:一般500円(400円)
高大生400円(320円) 
小中生200円(160円)
※消費税込み
※( )内は団体20名様以上の割引料金
作品の完成に至るまでの素描や下絵は、画家本人にとっては、言わば楽屋裏であり、通常あまり公開されないものでありますが、これらを通して、その制作の辛苦やその人となりを窺い知ったり、本制作では見られない自由で勢いのある線描が鑑賞できることなどから、鑑賞者にとって魅力的な資料であると言えるのではないでしょうか。
 本展は、下絵等の資料を体系的かつ豊富に有している当館ならではの企画として、本制作に至るまでの様々な経過を一点、一点分かりやすく陳列し、日本画そのものがどうして完成するかを紹介するとともに、作者が選んだ画題とそのイメージがどのように醸成され、定着していくのかを探ります。様々な資料を駆使し、その画業をより細やかに違った切り口で紹介する ことにより、作者の人となりや制作の際の心情をより身近なものとして、鑑賞者に印象づけるための良いきっかけになればと願っています。
主な展示内容:
「深草」・習作 小下絵 素描 
「春」・大下絵 小下絵 素描 
「木華開耶媛」・ 大下絵 小下絵 素描
「實」・大下絵 小下絵 素描 
「冬朝」・大下絵 小下絵 素描 
「窓」・大下絵 素描
■特別行事
列品解説 10月28日(日),11月11日(日)午後 2時〜 
当館 2階展示室において、当館学芸員により名画ができる過程など
を毎回2作品づつ取りあげ解説します。
堂本印象旧居(別館)
秋季特別公開 10月19日(金)〜23日(火)
■講演会
11月 3日(土・祝)午後 2時〜
堂本印象旧居(別館)
当館学芸員によりスライドなどを用いて
「〜熟れゆくイメージ〜名画が出来るまで」
をテーマに講演します。(無料)
■ロビーコンサート
これまで、17回実施してきた2階展示室でのミュージアムコンサートをさらに気軽に楽しんでもらえる方式にし、再開するものです。
11月18日(日) 午後 2時〜・ 弦楽四重奏
・中村有貴(第1ヴァイオリン)
・塩澤まり子(第2ヴァイオリン)
・中西則子(ヴィオラ)
・若松さより(チェロ)
 
※上記行事は、 講演会を除き入館料のみ必要です。(講演会は、無料)