包む 玉村咏 作品展

569号      573号


京都発大龍堂:メール マガジン通巻 571号



≪包む 玉村咏 作品展≫


日時:平成13年10月16日(火)〜28日(日)
12:00〜18:00(最終日5:00) 22日休廊
場所:ギャルリー石塀小路 和田
〒605-0825
京都市東山区八坂鳥居前下ル河原町463
TEL:075-531-4511 (画廊)561-4033


一滴の雫が落ちる 色が走る
染める人と染まる布
相想の関係が確かなるハーモニーとなって
空間に立ち上がる時 私達は
玉村ワールドへとひきこまれてゆきます。
 
この度包む≠テーマに十年ぶり
玉村咏先生の個展を開催させて
頂くこととなりました



光を包む「あかり」をはじめ
やわらかに空気を包む「掛軸」
アクリルに糸を封じ包みこんだ「額」
風のように身を包む「スカーフ」
そして包むの原点 四季の「ふろしき」等々。
雫が小さなせせらぎに そして今大きな流れとなって
玉村先生の染は 多才にとどまることがありません。
ご高覧をお待ち申して居ります


【玉村咏】
1947年 生まれ。独学にて染色を学び
1983年 染色工房「そめこうげい攸」を設立
京染の伝統をうけつぎながら“そめ”の新しい表現の可能性を目指しつつ創作にあたる。
きもの等の和装以外に、タペストリー、インテリア、屏風、ファイバーアートの造形等、現代に生きる染色作品を制作。
オリジナルな作品づくりの為に、発想、デザインから最終工程10余りに分かれる工程を、全てアトリエ内で一貫制作する。
 
<主な個展・賞>
1990年 個展:ギャルリー石塀小路 和田
1992年 ローザンヌ国際テキスタイルビエンナーレ
     淡交ビエンナーレ“大賞”
1994年 ITF国際テキスタイルコンペティション
     淡交ビエンナーレ“特別奨励賞”
2000年 個展:福井県立美術館

 
染色工房「そめこうげい攸」
京都市上京区堀川通今出川
西陣産業会館
T&F:075-414-1295
自宅:075-721-0013

[資料提供:森本良雪]