人間国宝≪鈴木蔵展≫

539号      


京都発大龍堂:メール マガジン通巻 541号

「現代志野」の美、150点でたどる、半世紀にわたる創作の歴史。

人間国宝≪鈴木蔵展≫

日時:平成13年10月10日(水)〜15日(月)
10:00〜19:30
(ご入場は閉場30分前まで)
※13日(土)は18:00、最終日は17:00閉場
場所:京都高島屋グランドホール<7階>
〒6008520
京都市下京区四条河原町西入ル真町52
TEL:075-221-8811
主催:日本経済新聞社
入場料:一般800円(600円)
大・高・中生600円(400円)
学生以下:無料
( )は前売及び団体10名様以上の割引料金
●同時開催
人間国宝≪鈴木蔵新作展≫
日時:平成13年10月10日(水)〜16日(火)
10:00〜19:30
場所:京都高島屋6階美術画廊
〒6008520 京都市下京区四条河原町西入ル真町52
入場料:無料
「志野」は、桃山時代新生の和陶として知られ、昭和の初期に再現され日本人に広く親しまれました。このたび、独自の創作活動により1994年、「志野」で二人目となる重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された鈴木蔵(おさむ)氏の半世紀およぶ回顧展を開催致します。鈴木氏は1934年岐阜県の美濃地方で生まれ育ち、釉薬の専門家であった父・通雄氏のもとで釉の研究を続け、早くからガス窯による焼成に挑戦、積極的に多様な技法を駆使し、先達の残した歴史的成果を受け継ぎながらも、素材との格闘のなかで力強い「現代志野」を生み出しました。本展では、志野、織部をはじめとする初期の作品から茶碗や水指などの茶陶を中心に、近作のの花器、大皿、食器類の代表作と今回新たに作制した茶碗を加えた約150点により鈴木蔵氏の「陶の世界」を紹介します。[主催者]