マネ-近代パリと日本-

510号      513号


京都発大龍堂:メール マガジン通巻 511号


関西初公開_印象派の父_
≪マネ-近代パリと日本-≫

日時:2001年9月23日(日)〜11月25日(日)
午前9時から午後5時まで
金・土曜日は午後9時まで
(入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日
※但 9/24(月)・10/8(月)は開館し、
9/25(火)・10/9(火)は休館となります。 
入館料:
一般1,200円(1,000円)
大・高生900円(700円)
中・小生600円(400円)
※( )内は前売り、及び20名以上の団体料金です。
※毎月第2・4土曜日は、高校生以下の生徒は無料です。
場所:奈良県立美術館
〒630-8213 奈良市登大路10-6
TEL:0742-23-3968 
FAX:0742-22-7032
近鉄奈良駅1番出口から東へ徒歩5分
JR奈良駅から奈良交通バス「県庁前」下車
奈良県庁の北側にあります。
近代化が進むパリの市民生活を、伝統にとらわれない自由なテーマと明るく軽快なタッチで描き出したエドゥアール・マネ。その革新的な絵画は、後に印象はグループを結成する若い画家たちの指針ともなりました。マネは過去の名作を自由に研究することによってその画風を形成しました。
ことにイタリアやスペインの巨匠の作品に惹かれていたことは広く知られていますが、一方、フランスでは最も早い時期から浮世絵をはじめとする日本美術を受容していたことも見逃せません。
日本では15年ぶりにマネをとりあげる本展は、そのジャポニスム(日本主義・日本趣味)にスポットを当てつつ、文学者との交流や、マネを中心にカフェ・ゲルボワに集まっていたモネ、ドガ、ルノワールなどの仲間たちの作品を加えた油彩画、版画、版本など100余点で構成し、近代絵画の展開にマネの果たした役割をうかがおうとするものです。関西初公開となる名作「笛を吹く少年」(パリ、オルセー美術館)をじっくりご鑑賞ください。