秋の連続木構造勉強会

492号   495号


京都発大龍堂:メール マガジン通巻 493号

新建築家技術者集団 京都支部
≪秋の連続木構造勉強会≫
◆第一回講座◆
日時:2001年9月21日(金)PM6:30〜8:30
会場:ウィングス京都
中京区東洞院蛸薬師上る TEL:075‐212−7470
内容:「京町家の構造と改修作法」
(京町家作事組の仕事)
講師:梶山秀一郎 氏(NOM建築設計室)
荒木正亘 氏(アラキ工務店)
参加費:会員 500円 その他1000円(学割700円)
 現在、公認された木造工法である在来工法はその名称から木造伝統工法を引き継いできたかのように受け取られているが歴史的にみると全く断絶したものである。しかも、その転換が木造伝統工法の是非を検証された上でなされたものではない。すなわち在来軸組工法の知識で町家の工法を推し量ることはできない。ということである。
 ―資料・京町家修復再生の技法 より―
京町家の保全再生のための調査、研究および実践をおこなっている作事組の活動を紹介し、京町家を研究対象とし、その構造や技術などについて作事組がまとめられたテキストを参考に実例のスライド鑑賞を交えてお話をしていただきます。
◆第二回講座◆
日時:2001年10月21日(日)
見学:長浜鉄道文化館 PM1:00〜2:00
(設計:吉田桂二 住宅建築2000年11月号掲載)
JR長浜駅下車すぐ TEL:0749‐63−4091
講演:長浜勤労者総合福祉センター「臨湖」 PM2:30〜4:30
JR長浜駅下車すぐ TEL:0749‐65−2120
内容:「国産材でつくる木造架構」
講師:吉田桂二 氏(連合設計社市谷建築事務所)
参加費:会員500円  その他1000円(学割700円)

「木造の架構は単に構造的に成立させるというだけでなく、木造建築のデザインの根幹をなすもの」と意匠と構造をひとつに捉えた数々の事例を紹介していただきながら、これからの国産材と木造建築のあり方を考えていきたいと思います。
◆第三回講座◆
日時:2001年11月16日(金) PM6:30〜8:30
会場:ウイングス京都(予定)
中京区東洞院蛸薬師上る TEL:075‐212−7470
内容:「木造建築の耐震性能について」
―伝統木造と木造住宅の実大振動実験のビデオ上映―
講師:鈴木祥之氏(京都大学防災研究所)
参加費:会員500円 その他1000円(学割700円)

「日本の住宅建築は気候風土によって地域の特色ある発展を遂げてきた。特に雪、台風、地震など自然災害で適応した工法が生み出されている。木造建築を解くなかで、実物大建築の振動実験のビデオ上映を交えながら、木造建築のこれからの展望を語っていただきたいと思います。
●上記講座申込用紙は下記(pdf-5.5kb)にてプリントアウトして
  FAX:075-463-2733までお送り下さい。


申込用紙
■問合わせ:もえぎ設計内
新建築家技術者集団京都支部事務局
京都市北区大将軍川端町112番地 水谷ビル4階
TEL:075-463-1120  FAX:075-463-2733