<第2回 「山と住まいの講座」のご案内>


[資料提供 一色建築設計事務所 大阪]

京都発大龍堂:メール マガジン通巻 441号

ご 案 内

第2回 
「山と住まいの講座」

●日時:2001年7月22日(日)
午前10:00〜午後12:30
◆内容:一森林から学ぶ生活と家造り−
お話し:「木の育て方と木を生かした家造り」 中西慶
観察会: 「京都の植物と自然」 白井祐
●場所:京都市北区鷹峯船水町3「山の家はせがわ」
●集合場所:地下鉄鳥丸線「北山駅」植物園北入口の出口
●集合時間:午前9:00〜9:30 <9:30には出発します>
車に乗り合わせて現地に向かいます。
お申し込みはFAX又は電話でお名前、連絡先と
※車で来られるか、そうでないか、必ずご連絡ください※
●参加費:1,000円 受付でお支払い下さい。


<趣旨>
今,山は悲鳴を上げています。経済効率優先で大量の外国産材が轍入され、採算が合わないからと、伐採されても そのまま山に放置された間伐材。全伐後も植林されずに剥き出しになった山肌。手入れされず、日の光が入らなくなった森は、下草も生えずに、降った雨は川のように地表を流れていく。これが日本の山の現状です。 ちょっと前までは、家を建てる時は、近くの山で木を切り、利用していました。そして伐採後の山には、また植林され、後の代の人々が利用する。そんな山との共存が成り立っていました。そうすることにより、山も手入れされ、山の保水力が保たれ、水害を防ぎ、また木の成長により、地球温暖化の原因である二酸化炭素の吸収にも大きく貢献していました。しかし、そのサイクルは崩れ、山は荒廃し、そのツケが人間に及んでいます。今回の講座では、実際に山に来てもらい、山の現状を見て、聞いていただき、これからの林業のあり方、また、町の人たちはそれにどう関わっていくのか、そして家造りまでを提案し、一緒に考えていきたいと思います。
●主催:京都木ネットワーク
■お申し込み先:
主催:京都木ネットワーク 京都市北区鷹峯船水町3
TEL/FAX 075−494−5150