ジャン*コクトー展


京都発大龍堂:メール マガジン通巻 392号

 
≪ジャン*コクトー展≫
〜美しい男たち〜


日時:2001年6月13日(水)〜7月10日(火)
場所:美術舘「えき」KYOTO
お問合せ:TEL075-352-1111
(京都駅ヒル内 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
開館時間:1:00〜19:30(最終日=17:00閉館)
入館縮締:閉館30分前 休館日=6月19日(火)、26日(火)
入館料[税込]:一般800円(600円)高-大学生600円(400円)
        小中学生400円(300円)
※()内はご優待券,対象:アイカードJR西日本グループ
  会社力ードをお待ちの方、前売及び10名様以上の団体,
※第4土曜日(6/23)は小中学生無料
主催:NHKきんきメディアプラン、美術館「えき」kyoto
後援:フランス大使館、フランス文化省、パリ市
協力:日本航空,ヤマト運輸, 企画協力:ウ゛ィジョン・エイ
5月21日(月)より割引入場券発売開始.お求めはJR西日本
(京阪神地区)の主な駅のみどりの窓口・TIS(旅行センター)
マルチアーティスト、ジャン・コウトー.彼は、詩だけでなく小説、演劇、映画、美術など芸術のあらゆる分野で見事に才能を
開花させました。なかでも素描作品は、この天才の美学の本質の一端を示しています。単純な線で構成された彼の素描は
人体の美しさを巧みに捉え、線の芸術の奥深さという点では、ピカソに迫る質の高さと評されています。
彼の素描作品の大半は男性像ですが、その多くにはラディケ、マレー、デボルド、キル、デルミットなど彼が愛した男たちが
描かれています.
彼ら美しい男たち≠ニの出会いが創作活動の源となったのです.細面で甘いルックスのコクトーは、筋肉質でがっちりとし
た骨格をもつ強い男性的な姿や肉体に憧れを抱きましたが、彼の素描には細い線で構成されながらも、躍動する筋肉や肉
体の美しさが確実に捉えられており、彼の「美学」「憧れ」、コクトー芸術の本質があらわれています。
本展では、コクトーの創造の源泉“美しい男たち”に焦点をあて、素描作品を中心に、油彩やパステルなど約130点をご紹介
いたします。
また、彼が晩年過ごしたパリ近郊のミイ=ラ=フオレに今なお保存されている部屋をイメージしたコーナーに、手紙、愛用品
写真資料を展示し創作の現場をご覧いただきます.
●ジャン・コクトーの世界がバレエになって蘇る!
『ジャン・コクトー堕天使の恋』
日本のバレエ界をリードするトップダンサー夢の競演
公演日時:6月27日(水)19:30/28日(木)14:00〜18:30
会場:大阪シアター・ドラマシティ TEL:06−6377−3888
出演:西島千博、吉本真悟、山本隆之、金森穣、平野啓−、
   平野亮−、島田衣子他
●ジャン・コクトーが遺した代表作を特別上映
京都みなみ会舘/7月上旬ごろ上映予定
「美女と野獣」1945年/93分/ジャン・コクトー監督・脚本
/ルイ ・デュリック賞受賞
「オルフェ」1950年/96分/ジャン・コクトー監卦脚本/
ヴェネチア 映画祭国際批評家賞受賞
「悲恋(永劫回帰)1943年/112分/ジャン・コクトー脚本
「ジャン・コクトー、知られざる男の自画像」1983年/70分
(ドキュメンタリー)
「サント・ソスビール荘」1952年/38分/
ジャンコクトー監督・解説
料金:一般1500円/学生1300円/シニア1000円
お問合せ:アール・シー・エス TEL:075-342-4050