「仏教美術の名宝」_いのりの空間_

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京都発大龍堂:メール マガジン通巻 358号
 
住友コレクション

「仏教美術の名宝」_いのりの空間_
日時:2001年3月1日(木)〜6月30日(土)
休館日:月曜・祝日・4月25日(水)
開館時間:10:00〜16:30(観覧受付は16:00まで)
入館料:一般:700円 学生:500円(20名以上は団体割引20%)
○併設・中国青銅器と鏡鑑
場所:泉屋博古館
京都市左京区鹿ケ谷下宮ノ前町24
(市バス「東天王寺」<丸太町通白川>下車、東へ200m角)
■講演会(当日先着100名様まで)
◎6月2日(土)13:30〜15:00
「西周らく邑(ゆう)の殷人墓」
-洛陽新発見の西周遺跡について-
講師/駒澤大学教授 飯島武次先生
◆土曜レクチャー・列品解説
 講演会当日をのぞく土曜日(月2回)
 午後2時から学芸委員が解説
 4/28 5/12 5/26 6/16 6/30
仏教美術は、地域や時代によって極めて多様な展開を見せます。
仏教美術の中心となるのは、信仰の対象となる仏や菩薩などの姿
を造形化した彫刻や絵画です。東アジアの広範な地域で長期間に
わたって製作された仏像や仏画は様々な表情を見せてくれますが
そのいずれもが気高さと慈悲深さを備えています。今回展示する、
中国、朝鮮の金銅仏や朝鮮、日本の木彫仏にもそうした仏教美術
の精華を見ていただくことができるかと思います。また、仏教美
術の名品は工芸美術の分野にも数多く見受けられます。今回は仏
前に供える供養具である水瓶や釈迦の遺骨を安置した舎利容器、
また仏法を実践する僧侶の持ち物である錫杖や払子、数珠等の中
から、特に工芸的に優れた作行きを示す物もあわせて展示いたし
ます。
<主な出展品>
彫刻、絵画、工芸が織りなす清浄な美の世界をお楽しみ下さい。
・国宝 線刻釈迦三尊等鏡像(平安時代)
・重文 暢柳観音図(高麗時代)〔展示期間5用20日まで〕
・重文 大治五年銘木彫阿弥陀如来坐像(平安時代)
・重文 大和二十二年銘弥勒仏立像(北魏時代)
・重美 龍首錫杖(頭部)(宋時代)
・重美 銅鍍金棺形舎利容器(唐時代)など
 

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