第20回「スペクタクルの社会(La Societe du Spectacle)」ギー・ドゥボール(Guy Debord)

2826号      2838号


京都発大龍堂:通巻2832号

archi review 第2期(2004-05)ご案内 第2期テーマ:後期モダニズムの「建築」
第20回「スペクタクルの社会(La Societe du Spectacle)」ギー・ドゥボール(Guy Debord)

日時:2004年11月20日(土)15:30〜18:30
   (プレ企画:14:30〜15:30)
○翌21日(日)には archireview +1 として
「マルセル・デュシャン展 カウンタープロジェクト」を企画しております。
○ 2:30-3:30pm(プレ企画)
映画「ギー・ドゥボール その芸術とその時代」(1994)
1. 3:30-5:00pm
発題「シチュアシオニストとは誰か」
担当:木下誠さん(フランス文学、兵庫県立大学教授)
2. 5:00-5:45pm
発題「architecture after September 11th」
担当:米正太郎(竹中工務店)
3. 5:45-6:30pm
ディスカッション
場所:INAX大阪・8階大会議室
〒550-0013大阪府大阪市西区新町 1-7-1)
地下鉄四ツ橋線・四ツ橋駅より、四ツ橋筋を北に徒歩2分
参加費:500円(事前申込:不要)
主催:team archi-review
連絡先:井戸 kenjiido@vesta.ocn.ne.jp
090−2046−3030(携帯)

近代的生産条件が支配的な社会では、生の全体がスペクタクルの膨大な蓄積として現れる。かつて直接に生きられていたものはすべて、表象のうちに遠ざかってしまった。ギー・ドゥボール
「シチュアシオニスト・インターナショナル(SI)」とは、戦前のシュルレアリスムが陥った「作品主義」や建築家ル・コルビュジェによる画一的な「都市計画」の理論的/実践的乗り越えを目指し、ギー・ドゥボールやコンスタント・ニーベンフイスらヨーロッパの前衛芸術家を中心として1957年に結成された芸術/建築/都市グループです。メディアが演出する「スペクタクル社会」を徹底的に批判し、「状況の構築」「統一的都市計画」「心理地理学」「漂流」など、近代建築や都市計画の教条を刷新するきわめてユニークな概念を創造しながら、「芸術」と「社会」の実践的な結合に挑んだ彼らの取り組みは、全世界がスペクタクル化した今日、ますますその重要性が高まっていると思われます。
archireview第20回は特別企画として、機関紙「アンテルナシオナル・シチュアシオニスト」全訳監修により日本にはじめてシチュアシオニストの取り組みを紹介された木下誠さんに、SIの現在的意義を伺う機会をつくることができました。SIは、(チュミやコールハースなど)欧米の建築家・芸術家の核心に引き継がれている重要な運動であるにもかかわらず、これまで日本ではほとんどその名を知られることがありませんでした。SIに関する総括的な集まりはおそらく日本では最初(で最後)と思われます。皆様奮ってご参加ください。

大量消費社会における「表象」を徹底的に批判し、新しい現実の構築、トータルな生の実現を求めてやまぬ、幻の政治、文化運動の全貌が初めて明らかになる。シチュアシオニスムとは何か。不撓のモダニスト、不屈のアヴァンギャルディスト。ドゥボールの思考に、やっと時代が追いついた。(ギー・ドゥボール「スペクタクルの社会」書評)映画を映画によって破壊する、ドゥボールの映画作品シナリオ全集。映画は「状況の構築」そのものであり、ここには1968年5月革命の爆発のすべてがある。ゴダール映画の隠された源泉としても注目できる。(ギー・ドゥボール「映画に反対して」書評)
●年間予定(コーディネート:米正太郎)●
○第13回:04月03日(土)
世界劇場(1979/アルド・ロッシ) ゲスト:堀口豊太さん(建築家、京都市立大学助教授)
○第14回:05月15日(土)
「ラスヴェガスから学ぶこと」(1972/ロバート・ヴェンチューリ) ゲスト:鎌谷憲彦さん(建築家、池坊短期大学教授)
○第15回:06月05日(土)
ダイアモンド・ハウス(1967/ジョン・ヘイダック) ゲスト:道家洋さん(建築家、LoTeks主宰)  
○第16回:07月10日(土)
レッティ蝋燭店(1965/ハンス・ホライン) ゲスト:稲村純さん(建築家、稲村純環境計画研究所主宰)
○第17回:08月21日(土)
キンベル美術館(1972/ルイス・カーン) ゲスト:水上優さん(ルイス・カーン研究、京都大学大学院)
○第18回:09月18日(土)
(アートと建築@) ドナルド・ジャッド ゲスト:山口孝さん(ギャラリーヤマグチ主宰)
○第19回:10月16日(土)
(アートと建築A) リチャード・セラ ゲスト:金悠美さん(美術史・美術批評、近畿大学他非常勤講師)
○第20回:11月20日(土)
「スペクタクルの社会」(1967/ギー・ドゥボール) ゲスト:木下誠さん(フランス文学、兵庫県立大学教授)
○第21回:12月18日(土)
プラグイン・シティ(1964/アーキグラム) ゲスト:濱田邦裕さん(建築家、京都精華大学助教授)
○第22回:01月22日(土)
広島ピースセンター(1955/丹下健三) ゲスト:千代章一郎さん(ル・コルビュジェ研究、広島大学助教授)
○第23回:02月19日(土)
若手によるプレゼンテーション&ディスカッション
  ブリオン家の墓廟(1969/カルロ・スカルパ)
○第24回:03月19日(土)
シンポジウム:「後期モダニズムの『建築』」
ゲスト:丸山洋志さん(建築家、丸山アトリエ主宰) 演題:「『ポスト・カント時代』のアメリカ建築」

team archi-review

ちくま学芸文庫
《スペクタクルの社会》

著:ギー・ドゥボール
訳:木下誠
発行:筑摩書房
定価:1,260円(1,2060円+税)
282p15cm
4-480-08735-4
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エートル叢書 9
《スペクタクルの社会についての注解》


著:ギー・ドゥボール
訳:木下誠
発行:現代思潮新社
定価:2,310円(2,200+税)
204p20cm
4-329-01009-7
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惑星的規模における「スペクタクルの社会」が新たな段階に達するなかで、情報権力の世界化および単一化としての「統合されたスペクタクル性」の社会の到来を正確に予見した、ドゥボールによる20世紀後半の最も革命的で、極めて実践的な理論的考察。
<目次>
スペクタクルの社会についての注解;
『スペクタクルの社会』イタリア語版第四版への序文;
スペクタクルの社会についての注解 訳注;
『スペクタクルの社会』イタリア語版第四版への序文
訳注



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