第23回 近代建築ウォッチング_叡山電車で駅舎めぐり_ +京都の近代建築35のお話

2814号      2826号


京都発大龍堂:通巻2820号 2012年6月11日

第23回 近代建築ウォッチング
_叡山電車で駅舎めぐり_
日時:2004年10月30日(土)13:00〜
集合場所:叡山電鉄出町柳駅 改札口前
〒TEL 075-781-3305
〒606-8205 京都府京都市左京区田中上柳町32−1
会費:非会員200円、会員:無料
やっと秋の気配となりました。今回は趣向を変え、叡山電鉄に乗って冊子「35のはなし」にも乗せた八瀬比叡山口(旧八瀬遊園地)駅、鞍馬駅をを見学しあわせて周辺の近代建築をを巡ります。
今回は電車で廻ります。各自、駅にて叡山電鉄の一日乗車券(1,000円)のご購入をお進めします。京阪で来れれる方には、京阪の乗車駅からの切符もあります。ふるってご参加下さい。
お問合せ・連絡:京都近代建築を考える会
携帯:090-9254-6679 青谷まで







《京都の近代建築35のお話》

編集・発行:
京都の近代建築を考える会
定価:800円(税込)
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京都市観光協会のイベント
「第37回京の夏の旅」一般公開
『櫻谷文庫 木島櫻谷旧宅』
<巻頭文>
新しい建築史の第一歩として
 「京都の近代建築を考える会」が作成したこの書には、われわれ研究者が知らなかったことが数多く記録されている。それは研究者の努力が足りないから(それも多少はあるだろうが)というわけではない。学術の世界では、近代建築を、作る側だけの理論で扱おうとしてきたからだ。建築史というのは、端的に言って、様式史(近代主義も様式として捉えることができる)である。どのような様式が生み出されていくのか、形に即して体系化してきた。しかし、考えてみれば、それは作る側からだけの視点から構築された体系にすぎない。
 本書に記録されていることの多くは、作る側ではな<、利用する側から捉えられるものである。誰が、どのような理由で、建物を利用し、あるいは維持し、あるいは好きになっていったのか。そうした記録は、様式史としての建築史が、ほとんど見落としてきたことなのである。
 最近、個人的には、学術の世界での建築史も、パラダイム・シフトすべきだと思っている。それは、作る側の様式史だけでな<、受容史のようなものも必要だと痛感するからだ。つまり、どのように建築が作られていったか、だけではなく、どのように建築が使われ維持されていったかという、受容の歴史を描かなければならないと思うのである。
 建築を保存し活用していくという考え方が、あたりまえのように広く共有されつつある今日において、この受容史は重要である。形がどのように作られたのか、だけでは、何をどのような方法で保存すべきなのかという答えは導き出せないからだ。保存の理念や手法を考えるには、建築というものがどのように人々に受け入れられてきたのかという歴史を明らかにする必要がある。
 そうした意味において、私にとっては、とりわけこの書は重要なものとなる。建物の所有者・管理者がどのような思いで建築に接してきたのか。これは、受容史の第一歩であろう。この書をたよりにして、建築、とりわけ近代の建築というものの受容が、どのような過程をたどっていくものであるのか、分析的に考えることを始めたいと思う。
 おそらく「京都の近代建築を考える会」にとっては、そうした分析的作業を目指してこれを作ったわけではないはずだ。しかし、近代建築の保存問題において、市民グループの果たす役割がいっそう大き<なりつつある現状の中で、市民が主体となって、保存が実現するために何が必要かを直感的に考えることは、そのまま、新しい学問を開く契機を提供することにもなるのだと実感する。
[中川理京都工芸繊維大学教授]
<目次>
新しい建築史の第一歩として 1
1.冊子の作成について3
2.京都の近代建築35のお話4
1[1928ビル]
2[紫織庵]
3[汐見邸]
4[同志社大学]
5[平楽寺書店]
6[島津創業記念資料館]
7[モリタ製作所]
8[京染会館]
9[家邊徳時計店]
10[旧西陣電話局]
11[叡山電鉄−ハ瀬遊園駅・鞍馬駅]
12[船岡温泉〕
13[二条薬業会館]
14[日本聖公会ウイリアムス神学館]
15[旧徳力彦之助邸]
16[宮崎]
17[セカンドハウス西洞院]
18[聖ヨゼフ修道院門の家]
19[東大路高野第3住宅20棟集会所]
20[常田邸]
21[若林佛具製作所]
22[桜谷文庫]
23[SACRA]
24[柳原銀行記念資料館]
25[京都復活教会]
26[富岡小児科医院]
27[大谷大学尋源館]
28[無鄰庵]
29[東本願寺内事部]
30[河井寛次郎記念館]
31[京都御幸町教会]
32[南座]
33[富士ラビット]
34[順正清水店]
35〔長楽館]
3.京都の近代建築35の概要一覧40
4.位置図41
5.一連の調査を終えて42
資料44
近代建築所有者(管理者)へのアンケート調査表



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