第2回京都建築フォーラム講演会 テーマ:「スケベ建築」 講師:井上章一(国際日本文化研究センター教授)

2772号      2784号


京都発大龍堂:通巻2778号

新・京都建築フォーラム

《第2回 京都建築フォーラム講演会》

テーマ:「スケベ建築」
講師:井上章一
(国際日本文化研究センター教授)

ポスター(制作 A.K)
日時:2004年11月28日(日) 13:30〜16:00 講演会・参加者論評 ←ぜひお読み下さい
会場:ひと・まち交流館京都 3F第4・5会議室
〒6008127 京都市下京区河原町通五条下ル東側) TEL:075-354-8701
参加費:1,000円(当日受付にてお支払い下さい)
定員:100名(要事前申込)
申込方法:
葉書、FAX、またはe-mailにて参加希望人数、氏名、住所、連絡先を明記し下記までお送り下さい。
申込・問合せ:京都建築フォーラム事務局 第2回京都建築フォーラム講演会係
〒604-0904 京都市中京区新椹木町通竹屋町上ル 大龍堂書店内 担当:永冨、奥田、山岸 宛て
     TEL:.075-231-3036 FAX:075-231-2533
     

FAXでのお申込の方は
申込用紙(PDF9kb)

<第2回京都建築フォーラム・趣意文>
第1回のフォーラムで私たちは「廃墟」をテーマに京都のまちについて議論し、「廃墟となったときに美しいまち」であるためには、京都が今どういうまちであるべきか、という新しい視点を提示できたと思います。その後、会場で寄せられた参加者の意見を参考にし、このテーマを継承しながら今後の活動をどうするかについて話し合いました。その中で今では滅びつつある、つまり「廃墟」となりつつある「花街」を切り口にしてシンポジウムを行うことで、京都のまちについて議論しようということになりました。「花街」という言葉、また場所は私たちにとって身近なものではけしてありませんが、本などで見る「花街」は「生き生きとした」、「生々しい」といったイメージ、つまり「生」を感じさせる場所であったように思えます。
今回、私たちは、国際日本文化研究センター教授である井上章一先生に講演を依頼いたしました。井上先生にお願いした理由は、前回のパネラーであること、また先生の研究の原点である日本建築史に関する知識と、近年の風俗研究者としての、近現代の人々の生活についての研究成果から、新たな切り口で京都のまちについて問題提起をしていただけるのではないかと考えたからです。
また今回のテーマを「スケベ建築」と致しました。「スケベ」という言葉は「花街」や「遊郭」といった言葉から直接連想される言葉ではありますが、逆に「スケベ」という言葉からはもっと違う様々なイメージが、「建築」という言葉と結びつくことによって広がっていくと思います。「スケベ建築」という言葉が講演者の井上先生だけでなく、参加者をも刺激し活発な意見交換の場になることを期待しています。
以上、今回の講演会について私たちの趣意をご理解いただき、会の運営方法についてご意見やご協力いただければ幸いです。
<井上章一(いのうえ しょういち)プロフィール>
・学歴
昭和53年3月京都大学工学部建築学科卒業
京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了
・職歴
昭和55年4月 京都大学人文科学研究所助手
昭和62年5月 国際日本文化研究センター助教授
平成14年10月 現職
・専門分野 建築史・意匠論
 現在の研究テーマ
 風俗、意匠など、目に見えるものをつうじた近代日本文化史の再構成
 研究のキーワード
 風俗、意匠、近代日本文化史
主要業績
・著書
2002 ・『パンツが見える。−羞恥心の現代史』朝日新聞社(選書)
2001 ・『キリスト教と日本人』講談社(新書)
1999 ・『愛の空間』角川書店(選書)
1998 ・『南蛮幻想』文藝春秋社
1995 ・『狂気と王権』紀伊国屋書店
1994 ・『法隆寺への精神史』弘文堂
1989 ・『ノスタルジック・アイドル−二宮金次郎』新宿書房
1987 ・『アート・キッチュ・ジャパネスク−大東亜のポストモダン』
     青土社(1995年 朝日選書へ『戦時下日本の建築家』と改題して収録)
1986 ・『つくられた桂離宮神話』弘文堂(1997年 講談社学術文庫へ収録)
1984 ・『霊柩車の誕生』朝日新聞社(1990年 朝日選書へ収録)

・論文
2001 ・「建築の近代」井波律子・井上章一編『文学における近代
    −転換期の諸相 (日文研叢書22) 』
2000 ・"Interpretation of Ancient Japanese Architecture: Focusing on Link with
      World History," Japan Review No.12
1998 ・「日本人とネストリアン」山折哲雄・長田俊樹編『日本人はキリスト教をどのように
     受容したか(日文研叢書17)』
    ・「勤労と勉学の図像学」(セップ・リンハルト・井上章一編『日本人の労働と遊び・
    歴史と現状(日文研叢書16)』
1997 ・「初期擬洋風建築の天守閣形状塔屋に関する一考察」『日本研究』第16集
1990 ・「法隆寺の『発見』」『人文学報』(京都大学人文科学研究所)第67号
1987 ・"The False Image of Katsura Detached Palace," Japan Quarterly No.2.
1986 ・「パリ万国博覧会日本館・一九三七−ジャポニズム、モダニズム、ポストモダニズム」
     吉田光邦編『万国博覧会の研究』 思文閣出版
1985 ・「東照宮の近代−建築の美術的評価をめぐって」吉田光邦編『十九世紀日本の情報
     と社会変動』 京都大学人文科学研究所
1984 ・「三島通庸と国家の造形−象徴としての都市と建築」
     飛鳥井雅道編『国民文化の形成』 筑摩書房
・受賞歴
1987  サントリー学芸賞
1999  芸術選奨文部大臣賞

[写真提供:j-dream]


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