ボーダレス・アートギャラリーNO-MAオープン記念企画展《私あるいは私 〜静かなる燃焼系〜》

2649号      2657号


京都発大龍堂:通巻2651号

アサヒ・アート・フェスティバル 2004 提携企画
ボーダレス・アートギャラリーNO-MAオープン記念企画展
《私あるいは私 〜静かなる燃焼系〜》

 
日時:2004年7月3日(土)〜9月20日(月・祝) 11:00〜18:00
場所: ボーダレス・アートギャラリーNO-MA(滋賀県近江八幡市永原町16)
〒502-3216 滋賀県近江八幡市永原町上16 TEL:0748-36-5018
入場料 :個人400円 団体300円(団体は20名以上)
主催:ボーダレス・アートギャラリーNO-MA開設記念展実行委員会
社会福祉法人 滋賀県社会福祉事業団
後援:NHK大津放送局、滋賀県、滋賀県教育委員会、近江八幡市、近江八幡市教育委員会
協賛:アサヒビール株式会社、松下電器産業株式会社
協力:滋賀県立近代美術館、信楽青年寮、玉山岡本病院、野間清六邸、八幡学区第三区自治会
                
<出品作家>
・初代宮川香山  Miyagawa Kouzan  明治が流出させた幻のジャポニズム
・伊藤喜彦  Ito Yoshihiko  細胞分裂を繰り返すおびただしい鬼面
・岩崎 司  Iwasaki Tukasa 極私的祈り詩歌画
・森村泰昌  Morimura Yasumasa モリムラがとらえた私的フェルメールの部屋
・高嶺 格  Takamine Tadasu 忘れかけていた身体と脳の新しい回路
本展は、このたびオープンいたしましたボーダレス・アートギャラリーNO-MAの開館を記念して開催するものです。このギャラリーでは障害の有無を超え、作品を通じて、人が持つ表現へのエネルギーが交差する、新しいアートの場所を目指しています。その幕開けとなる今展では、テーマを「私」に置きました。 

人は表現をしなくても死ぬわけではありません。しかし、有史以来を眺めても、人はものを作ったり表現行為をすることを決して手放さないでいるのです。たとえそれが何の役に立たなくても、また、他人に見られる事がまるで無くても、人は惜しげもなく膨大なエネルギーをそこに注ぐことができるのです。

「障害者」という言葉があります。「アーティスト」という言葉があります。それぞれに社会の中での位置や属するシステムは確かに違います。しかしそんな区分を飛び越えて「表現者個人」というフィールドでとらえると、通底する何かがありありと見えるのです。そしておもしろいことに、そこにはアートを楽しむ要である「人間の多様な快楽の有りよう」がずいぶんまっすぐに見えてきてしまうのです。

この企画展では、自分自身の好奇心や固執した世界に向かう探求心が強引に放出されている作家、作品を、いろいろな意味での区分を超えてセレクトしています。それぞれの表現はそれぞれ個々人の内燃系から生まれ、そのあがきも陶酔もきっと孤独なものでしょう。けれどそれゆえに、どこかにむかって放たれ何かに届くことを希求しているのだとも言えます。ぜひ、ゆっくりと作品と出会いに来てください。時を超えた古く懐かしい町屋の中で、あなたの燃焼系にも静かに点火してみませんか。

問い合わせ先
滋賀県社会福祉事業団企画事業部
滋賀県甲賀郡甲西町若竹町25−13サングリエール甲西1F
TEL:0748-75-8615
FAX :0748-75-8868
plan-do3@hukusi-shiga.net

[資料提供:アサヒ・アート・フェスティバル 2004]

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