弥生のころの北海道

2336号      2343号


京都発大龍堂:通巻2342号

平成16年春季特別展
《弥生のころの北海道》

日時:2004年4月17日(土)〜6月20日(日)
開館時間:10:00〜17:00
(但、入館は16:30まで)
休館日:月曜日
[ただし5月3日(月)は開館、5月6日(木)は休館]
場所:大阪府立弥生文化博物館
〒5940083 大阪府和泉市池上町443
TEL:0725-46-2162 FAX:0725-46-2165
入館料:一般600円[480円]、
高大生・65才以上400円[320円]
[ ]は20名以上団体料金
中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料
主催:大阪府立弥生文化博物館、文化庁、
朝日新聞社、朝日放送
後援:(財)大阪21世紀協会
協賛:堺女子短期大学、(株)国際交流サービス
クマの装飾がついた土器(高さ11.6cm)
苫小牧市タプコプ遺跡
苫小牧市教育委員会所蔵
続縄文時代には、動物の造形が大変多く作られました。
その中でも多数を占めているのがクマであり、続縄文人
の精神世界の一端をうかがうことができる資料です。
続縄文文化を代表する玉はコハクです。北海道南部では弥生文化の影響が強く、碧玉製の玉が出土することが多く、弥生文化の影響が少なかった北海道中部から東北部にかけては主にコハク玉が出土します。
縄文時代から弥生時代への変化は、日本列島の歴史の中でとても大きな画期と考えられています。それまでの狩猟、採集、漁撈を基盤とする社会から、水田稲作を基盤とする農耕社会に転換したからです。ところが日本列島内には、弥生時代を迎えなかった地域がありました。そのひとつが北海道です。
北海道では、寒冷な気候のために水田稲作農耕は受け入れられず、狩猟、採集、漁撈を生業の中心とする時代が続きました。北海道独自の歩みを始めたこの時代は「続縄文時代」と呼ばれています。続縄文時代は、縄文時代の伝統を色濃く残しています。しかし本州やサハリン、千島など周辺地域とは絶え間ない交流があり、鉄器や南海産の貝など貴重な品物を入手していました。また豊かな自然環境を背景に、狩猟、漁撈技術とその道具が一層発達しました。クマを中心とする造形物からは豊かな恵みを与えてくれる動物への信仰がうかがえます。今回の展示会では、弥生のころの北海道に生まれた続縄文文化を紹介します。
出展総数:約450点(重要文化財3点を含む)[大阪府立弥生文化博物館]
<セミナー>(申込不要、受付は13:00〜、当日先着順170名)
◎考古学セミナー(全4回)※全回出席者には修了証と記念品贈呈
第1回
日時:4月25日(日)14:00〜16:00
演題:「石器からみた続縄文時代の生活」
講師:岡村道雄(独立行政法人奈良文化財研究所平城宮跡発掘調査部長)
第2回
日時:5月9日(日)14:00〜16:00
演題:「虫歯からみた続縄文人の食生態」
講師:大島直行(北海道伊達市教育委員会文化財課長)
第3回
日時:6月6日(日)14:00〜16:00
講演:「対談・続縄文時代を語る」
講師:佐々木高明(国立民族学博物館名誉教授)
   金関 恕(本館館長)
第4回
日時:6月13日(日)14:00〜16:00
演題:「続縄文文化への誘い」
講師:金関恕(本館館長)と学芸員

<本館学芸員による展示解説>(申込不要)
日時:毎週日曜日と祝休日  いずれも午前11時から
場所:特別展示室

[資料提供:大阪府立弥生文化博物館]

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