京都・こだわりの会「町家をトーク」2004年度 開講

2313号      2318号


京都発大龍堂:通巻2314号

京町家の職人さんが語る町家の学校 『町家をトーク2009-10

《京都・こだわりの会「町家をトーク」2004年度 開講》

町家に生きる技を職人が語る「町家の学校」。作り手と住い手を繋ぐ会。語り続けて5年。
昨年は女性の町家願望に応えました!町家に住んでいる女性、マンション住まいの女性、木造家屋に住んでいる女性。老いも若いも元気に勉強しました。また、大学生の建築や生活科学分野でのプラスアルファーの勉強に来ている人も目立ちました。それから若者の転運の伏学や定年後の生きがいづくりにもー役買いました。もちろん、建築士さんの実務への経験にも普段接する事のない職人との交流で、新鮮な発見が沢山あったようです。今年も講師の職人、内容共に充実。ぜひぜひじつくりお聞ください。
日時:2004年4月14日〜2005年3月16日 19:00〜21:00(12回)
場所:
京都:キヤンパスプラザ京都(4月のみ全京都建設会館)
大阪:大阪合同ビル
日時:基本は京都会場:毎月第2火曜日/大阪会場:毎月第3水曜日 いずれも19:00〜21:00
主催:京都・こだわりの会 京都市上京区相国寺北門前下ノ町699 電話075(211)6012
後援:全京都建設協同組合 京都市右京区西院久田町9 電話075(312)3717
申込:京都・こだわりの会事務局へTELもしくはFAXで
   1.名前(ふりがな) 2.住所 3.電話番号(あればFAX番号も) 4.年齢
   5.単発奉加か連続参加かをお伝え下さい。
   ★申込者多数の場合は先着順になりますが、一度お問い合わせ下さい。⇒京都・こだわりの会
電話:075(211)6012 FAX:075(252)1427 mail:koto2545@lime.ocn.ne.jp
   ご質問もお気軽にお問い合わせ下さい。
費用:
全費:一級参加 1回単回参加 1700円(12回連続 17000円)
全費:学   生 1回単回参加 1350円(12回連続 13500円)
<各回の案内>
 ※テーマは多少変更の可能性もあります。あくまで目安でお願いします※
4月 (京都会場)20日 (大阪会場)14日
<テーマ>オリエンテーション・交流会 食事と飲物付きの交流会です。
  1.オリエンテーション(1年間の講義内容の説明)
  2.小講演(喜田啓之・(有)福き瓦/瓦の面白さを説く。
   こっけいとまでいえる鬼瓦のいろいろ)
  3.交流
5月 (京都会場)11日 (大坂会場)19日 <テーマ>京町家概論
講師:荒木 正亘(株)アラキ工務店
   京町家作事組、古材バンクの会などの役員を歴任。
   町家の第1人者。全国で活躍中
内容:京町家の定義。種類の間取や形態、意匠を、建具や材料まで堀り下げての分類、歴史なども含めた概論。住み続けるための町家の傷みを早期発見するポイントと、その対策や手入れ。
6月 (京都会場)8日 (大阪会場)16日 <テーマ>大エの技と道具
講師:谷口 昇(有)日昇工業
   元左官という異色の経歴。パソコンが趣味 地元がテリトリー。
   棚の取付けも新築も
内容:大工の技と道具。木組み、仕口、継手、鴨居、敷居のこと。丸太のひかり方(形を写しとる方法)。金槌、鋸、鑿、鉋のことから差金の使い方と、その機能の「すごさ」で驚かせる
7月 (京都会場)13日 (大阪会場)21日 <テーマ>大工の歴史/田舎の大工
講師:岡下 清二 岡下建設(株)
   1751年から長く続く大工。現在9代目。徳島県阿南市で阿南建設業協会理事を歴任
内容:昔の住居と今の住居、昔の職人と今の職人と題して、大工がどういう形でうまれたか、大工職のおいたちを語る。その大工がなぜ宮大工や町家大工、野大工に区別されはじめたかなど。
8月 (京都会場)10日 (大阪会場)18日 <テーマ>京建具
講師:上村 範重(株)上村
   60年近く建具師。建具協同組合理事長
   道具を見たら腕が分かると若い散人教育へ。
内容:玄関の格子戸、虫子窓の格子、座敷の障子、書院の障子、ガラス戸、板戸の雨戸などいろいろな建具を歴史的背景から職人の技を語る。最後に一寸得する話、障子の和紙の張り方も伝授。
9月 (京都会場)21日  (大坂会場)8日 <テーマ>庭 概論
講師:小野陽太郎 聴風館造園研究所
   医者の祖父に医者より植木屋が長生きすると言われ造園を志す。古武道を鋭く作庭士
内容:生活に密着した町家の坪庭は、小さき中に大を見る日本人の感性を説く。見えないと
   ころを悟りて知る心がけ。苔珠を心の鏡として作り育てる、日常生活の中で研く心。
   そして寸庭へ。
10月 (京都会場)12日 (大阪会場)20日 <テーマ>瓦と瓦葺師
講師:光本 大助 光本瓦店(有)
   瓦屋根一級技能士。瓦工事協同組合理事。
   超多忙で最近はもっばら口で屋根を葺く
内容:瓦の渡来、和型の発明など瓦の歴史。日本の瓦の素晴らしさ、そこを解き明かす。瓦の種類もきっちり。他の屋根材との比較も。メンテの大切さや、最近の悪徳訪問にまで言及する
11月 (京都会場)9日 (大阪会場)17日 <テーマ>左官
講師:村上 博(株)丸浩工業 左官職業訓練法人会長。
   左官技術を若者に伝えるため尽力。荒壁パネルなども考案
内容:土壁の歴史、種類から材料の産地。見直されはじめた土壁のよさ。懐かしいタタキ、おくどさんと蔵をじっくり語る。さらに現代建築で使いやすい荒壁パネルの紹介も。
12月 (京都会場)14日  (大阪会場)8日 <テーマ>板金(樋)
講師:橋爪 均(株)ストロベリーセブン
   樋の板金の仕事減少に憂う。ユニーク企業名で話題。塩ビに負けるなの流れの急先鋒
内容:竪樋、横樋を実際に作る実演。鉄樋の技を。他の材料との比較。横樋の取付け位置、角度の微妙さ、雨量(屋根面積)による樋の大きさ。板金の樋以外での使われ方の紹介。
1月 (京都会場)11日 (大阪会場)19日 くテーマ>畳
講師:磯垣 昇 磯垣タタミ
   畳屋の3代目。畳職業訓練校指導員。
   昔ながらの藁床にこだわる。一方コルクの畳も考案。
内容:藁床と化学床の効果や感覚の違いを、見て触れてもらいながら。コルクで開発特許をとったコルタ畳。畳表や畳縁の違い。産地の違い。針や大包丁などの道具からリサイクルの話まで。
2月 (京都会場)8日  (大阪会場)16日 <テーマ>表具
講師:井上 利彦 井上光薫堂
   表具屋3代目を継承。
   気候風土にあい職人技術が息づく家づくりに関わる1級建築士
内容:美術工芸から建築の分野まで多分野の表具。その歴史や特徴を織り交ぜながら紹介。
   生活に欠かせない所、一寸した賛沢を装う場、その場面の意味も。さらに襖や障子
   の機能について。
3月 (京都会場)8日 (大阪会場)16日 <テーマ>庭づくりの心
講師:小川 勝章 植冶
   1973年生まれ。11代目の小川治兵衛に師事。
   作庭を手がけながら大学で講演も
内容:樹木に石に喜んでもらいたい……そんな作庭についての思いを語る。庭を通じて見えてくる自然に対するあこがれ……から、住まいにとっての庭、町家にとっての庭の意味も具体的に。

なお、全京都建設協同組合のHP上でも詳細をご覧頂けます。



TAIRYUDO SHOTEN Co.,Ltd  TEL:075-231-3036 FAX:075-231-2533