シンポジウム「景観権の確立を目指して」−国立・洛西から景観問題を考える

2209号      2216号


京都発大龍堂:通巻2210号

シンポジウム
「景観権の確立を目指して」

−国立・洛西から景観問題を考える−

日時:2004年3月14日(日)14:00〜17:00
場所:からすま京都ホテル
〒6008412
京都市下京区烏丸通綾小路下る
二帖半敷町652
TEL:075-371-0111
講演:「景観の権利性について ー国立景観訴訟判決の意味するもの」
講師: 富井利安氏(広島大学総合科学部教授)
<パネルディスカッション>
パネリスト:石原一子さん(東京海上跡地から大学通りの環境を考える会)
中安 顕氏(竹の里地域町並みを守る会マンション対策協議会)
石原一彦氏(建築家、石原住まい・まちづくり研究所)
富井利安氏(広島大学総合科学部教授)
コーディネーター:中島 晃氏(弁護士・市民共同法律事務所)
 2002年12月、東京都国立市のマンション建設をめぐる訴訟では、東京地裁は周辺地権者の「景観利益」の侵害を認め大学通り沿いの東棟20m以上部分の撤去を命じています。この判決は、建築基準法は最低限守るべき基準に過ぎず、それを上回る価値があることを示した点などにおいて画期的でした。
 洛西ニュータウン竹の里地域では、20mのマンション建設に対し、建築協定を結んでいるなど低層の住環境維持に努めている周辺住民が、「景観利益の侵害」「圧迫感の増大」「日照被害」「プライバシーの侵害」があるとして12mを超える部分の撤去を求めて京都地裁に提訴しています。
(2003年10月提訴、2004年3月25日判決予定)
 今回のシンポジウムは、これらの事例を踏まえて、富井広島大学教授に景観の権利性について講演いただくとともに、国立市の景観を守る住民団体の代表である石原一子さんを迎えて、洛西ニュータウンのマンション建設反対運動関係者とマンション建設と景観権等に関するパネルディスカッションを行うものです。
いわゆる「景観法」が制定されようとしている今日において、景観を考える絶好の機会だと思いますので、興味のある方は、ふるってご参加ください。

主催:シンポジウム実行委員会、竹の里地域まちなみを守る会マンション対策協議会、
新建築家技術者集団京都支部 ほか 
連絡先:市民共同法律事務所  TEL:075-256-3320 FAX:075-256-2198 
  新建築家技術者集団京都支部(企業組合もえぎ設計内)TEL:075-463-1120 FAX:075-463-2733