文様を描く心_古代の人々は文様に何を願い、何を託したのでしょうか?_

2121号      2130号


京都発大龍堂:通巻2126号


特別展示室 平成16年冬季企画展
《文様を描く心》
_古代の人々は文様に何を願い、
何を託したのでしょうか?_

日時:2004年1月24日(土)〜3月7日(日)
 10:00〜17:00(入館は16:30まで)

場所:大阪府立弥生文化博物館
〒594-0083
大阪府和泉市池上町443 TEL:0725−46−2162

休館日:月曜日
[ただし祝日の場合は開館、翌日火曜日が休館]

入館料:
一般400円[320円]
高大生・65才以上300円[240円]
    [20名以上団体]
小中学生、障害者手帳をお持ちの方は無料

主催:大阪府立弥生文化博物館
日本の文様史は、縄文時代から始まるといってよいでしょう。弥生時代には土器、木器、青銅器などに様々な文様が描かれています。文様を描くことには、装飾、呪術、権威付けなどの目的がありました。
弥生時代の文様は、中国大陸や朝鮮半島からもたらされたものや、それと縄文系が融合したものが主流で、縄文時代から継承したものは少なかったようです。また弥生の文様の一部は、政治的色彩が加わり、古墳時代に受け継がれました。文様には人々のさまざまな考えや願いが反映されています。
この展示会では、そうした人と文様とのかかわりを追究し、古代の人々がどのような思いを込めて文様を描いたのかをご紹介します。
<展示構成・出展総数:70点>
(1)弥生文様とその源流となった大陸・半島の文様
・古代中国の文様
 殷において最も重視した饕餮文、古代中国の人々の宇宙観や信仰を表わした鏡の文様などを紹介します。
・弥生の文様
 銅鐸や木製品、土器の文様から、弥生人が心に描いた恐れ、憧れ、親近感などを探ります。
(2)独自に造られた文様
  ・日本古代王権の文様
   日本の古代王権が最も重視し、権威の象徴とした直弧文を取り上げます。
<主な展示品>
・饕餮とうてつ文を描く青銅の壺、武器〔本館所蔵〕
・民間信仰や宇宙観を表す鏡(神獣鏡方格規矩ほうかくきく鏡、画像鏡)〔本館所蔵〕
・獣面を描く、青銅壺〔本館所蔵〕
・鋸歯きょし文を描く銅鐸〔辰馬考古資料館蔵 出土地不詳〕、土器〔本館所蔵〕
・双頭渦文そうとうかもんを描く銅鐸〔伝高知出土 辰馬考古資料館蔵〕、
・木製容器〔四條畷市雁屋遺跡 四條畷市教育員会蔵〕
・流水文を描く銅鐸〔出土地不詳辰馬考古資料館蔵〕、土器
・直弧ちょっこ文を描く木板〔藤井寺市西大井遺跡 財団法人大阪府文化財センター蔵〕
・直弧文を描く盾形埴輪〔藤井寺市土師ノ里遺跡 近つ飛鳥博物館蔵〕
<学芸員による企画展セミナー>
日時:2004年2月22日(日)14:00〜16:00(受付13:00)
演題:「文様を通してみる古代人の心」
講師:本館学芸員
定員:当日先着順170名

問合せ先・申込先:大阪府立弥生文化博物館
〒594-0083 大阪府和泉市池上町443
TEL:0725−46−2162 FAX:0725−46−2165
E-mail: yayoi@kanku-city.or.jp