第5回 村野藤吾建築設計図展

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京都発大龍堂:通巻2117号

《第5回 村野藤吾建築設計図展》

■展覧会
テーマ:
「村野藤吾と建築写真―写真家・多比良敏雄の仕事」
日時:2004年2月7日(土)〜2月22日(日)
10:00〜16:00(会期中無休)
場所:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
(京都市左京区松ヶ崎、京都市営地下鉄松ヶ崎駅
徒歩5分)
入場:無料(図録は有料、会場にて申し込み)

■シンポジウム
テーマ:
「村野藤吾のファサードとディテール」
日時:2004年2月7日(土)14:00〜17:00
場所:京都工芸繊維大学 1号館1階51号講義室
入場:無料
定員:150名(当日先着順)
申し込み:不要
■シンポジウム・パネラー:
石井 修(建築家・美建.設計事務所主宰)
川道麟太郎(建築史家・関西大学教授)
竹原義二(建築家・無有建築工房主宰・大阪市立大学教授)
林 昌二(建築家・日建設計名誉顧問・日本建築学会建築博物館館長)
石田潤一郎(建築史家・京都工芸繊維大学大学院教授)
主催:京都工芸繊維大学美術工芸資料館・村野藤吾の設計研究会
問い合わせ先:
京都工芸繊維大学造形工学科「村野藤吾の設計研究会」事務局 笠原宛
FAX:075-724−7250  E-mail: kasahara@ipc.kit.ac.jp
■  ■
<展覧会概要>
関西におけるフリーランスの建築写真家の草分け的な存在として長く活躍した、多比良敏雄(1911〜1983年)は、村野藤吾をはじめとして、吉田五十八、坂倉準三、前川國男、丹下健三、菊竹清訓ら著名な建築家の作品を数多く撮影している。その長年にわたる活動に対しては、1977年に、第2回吉田五十八賞を受賞するなど高い評価が与えられている。
しかしながら、生前は本人が希望しなかったこともあって、写真展や作品集の出版などは実現されてこなかった。現在、彼の写真に写る多くの建築が取り壊されつつある中で、多比良敏雄の写真は、関西にとってのみならず、広く日本近代建築を検証するにあたっての建築文化遺産としての価値を持ち始めている。
そこで、今回の展覧会では、この膨大な多比良敏雄の仕事の中で、その中心をなす村野藤吾の建築作品の写真に焦点をあて、多比良敏雄の写真を通して村野建築の意味を検証する。
村野藤吾は、多比良敏雄の仕事に信頼を寄せ、その撮影に数多く立ち会ってアングルの確認を自ら行うなど、深い交流があった。多比良の村野作品を撮影した写真は、作品数およそ100点、撮影数およそ3000カットにものぼる。展覧会では、この中から数多くの写真が残されている下記の作品に焦点をあて、本学が所蔵する村野藤吾の建築図面と合わせて立体的な検証を試みる。
<展覧会出品予定作品>
1:関西大学(1951年〜)【現存・一部取り壊し】
2:神戸新聞会館(1956年)【1995年の阪神大震災で被災、取り壊し済み】
3:プランタン(1956年)【2003年春閉店】
4:新大阪ビル(1958年)【現存】
5:大阪歌舞伎座(1958年)【現存】
6:日生劇場(1963年)【現存】
 

詳しくは:
第5回 村野藤吾建築設計図展

[写真提供:多比良敏雄氏]