竹の造形-ロイド・コッツェン・コレクション展

2057号      2063号


京都発大龍堂:通巻2061号

《竹の造形-ロイド・コッツェン・コレクション展》

日時:
2004年1月2日(金)〜2月11日(水・祝)
10:00〜18:00
休館日:毎週月曜日(ただし、1/12は開館 1/13を休館)

場所:
細見美術館
〒6068342
京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
TEL:075-752-5555

入館料:
一般1,000円(800円)学生800円(600円)
※( )内は20名以上の団体料金

主催:細見美術館 日本経済新聞社
後援:文化庁 アメリカ大使館
京都府教育委員会 京都市教育委員会
協賛:松下電器 日本興亜損保 協力  日本航空
監修:メアリー・ハント・コーレンバーグ(キュレーター)
諸山正則(東京国立近代美術館 主任学芸員)
竹工芸の魅力にひかれ、40年以上にわたり竹籠を収集してきたアメリカ人コレクター ロイド・コッツェン氏。その膨大な所蔵品から、厳選した約100点を紹介アジア特有の素材であり、多種多様で巧妙な編組の技法、そして彫刻的な立体造形が魅力的な 竹工芸。本展では、江戸後期の作品をはじめ、個人作家黎明期、竹工芸の近代化を経て現代にいたる までの日本の竹工芸を一堂に展覧いたします。アメリカ人蒐集家による、日本にも類を見ない 優れたコレクションをお楽しみ下さい。
この展覧会は、ロイド・コッツェン氏がその莫大なコレクションから近代以降現代に至る作品を 厳選し、日本の竹工芸への深い理解と新たな視点で構成したものです。
また、本展は1999年 ニューヨークで初公開されて脚光をあび、以降2002年まで全米6都市を巡回しました。  ロイド・コッツェン氏のコレクションを日本で紹介することは優れた竹工芸作品の帰国展とも 言えますが、何より日本特有の竹工芸の造形美を新鮮な視点で再認識させてくれる機会となるでしょう。 近年欧米において、竹工芸への関心は年々高まっています。特にアメリカでは屏風や掛け軸など、 伝統的な日本海外の収集にとどまらず、茶道や生け花への関心と平行して、工芸、とりわけ竹工芸に 注目するコレクターの層が厚くなってきました。その頂点に立つのがロイド・コッツェン氏(元ニュートロージーナ会長)です。氏のコレクションは 江戸後期から現在活躍する作家まで、約150年間にわたる時代の作品を網羅しており、近代から現在にいたる 日本の竹工芸の変遷を概要できるこのようなコレクションは日本にも例がありません。
<竹籠との出会い>
コッツェン氏は、1950年代の後半、サンフランシスコの小さな骨董品店で見つけた花籃に、「だれかが座ってつぶれたような」いびつなものでありながら、どこか人間的な造形の魅力を感じて購入。以来、「竹籠に恋して」約40年以上にわたり、1100点を越すコレションを形成してきました。
<竹籠の魅力>
コッツェン氏は、竹籠の魅力について次のように語っています。「竹籠には緊張感があります。単純でありながら複雑で、伝統的でありながら大胆な創造性が織り成す緊張感。それは日本の文化と歴史の形を反映しているように感じられます。」竹籠への姿勢コッツェン氏が竹籠を選ぶ姿勢は一貫しています。「まずその形、次にその網目の美しさ、最後に技の巧みさを基準に選びます。目から入り、心に問いかけそして頭脳にたずねるのです。
<竹籠への姿勢>
コッツェン氏が竹籠を選ぶ姿勢は一貫しています。「まずその形、次にその網目の美しさ、最後に技の巧みさを基準に選びます。目から入り、心に問いかけそして頭脳にたずねるのです。