「デカダンから光明へ 異端画家・秦テルヲの軌跡−そして竹久夢二・野長瀬晩花・戸張孤雁…」

1987号      1993号


京都発大龍堂:通巻1989号

《「デカダンから光明へ
 異端画家・秦テルヲの軌跡
−そして竹久夢二・野長瀬晩花・戸張孤雁…」》


日時:
2003年12月9日(火)〜平成16年1月25日(日)
9:30〜17:00(入館は16:30)
休館日:毎週月曜日
(ただし、1/12(月)は開館、1/13(火)は休館)
及び年始年末(12/26〜1/5)
場所:
京都国立近代美術館(岡崎公園内)
〒6068344 京都市左京区岡崎円勝寺町
TEL:075-761-4111
観覧料:
一般1,100円(900円)
大学生800円(500円)
高校生400円(200円)
小・中生無料
※団体は20名以上

主催:京都国立近代美術館、
日本経済新聞社、
京都新聞社
秦テルヲ(1887-1945)は広島市に生まれますが、家が没落したため家族と共に出てきた京都で育ちます。明治37年京都市立美術工芸学校を卒業すると、千種掃雲らの丙午画会や土田麦僊らの黒猫会(シャ・ノワール)に参加し、新しい日本画の研究に新進画家らしい活発な活動を展開しました。しかし、大正期にはいると画壇から離れ、大阪、神戸、東京に漂泊生活を送りながら、個展によって作品を発表し続けました。労働者や現代風俗からカフェの女給や娘義太夫、新吉原や浅草十二階下の女など、社会の底辺に生きる女性の姿を表現主義的手法で描いて、人生や社会の暗部を暴き、弱者への共感と同情を示しましたが、大正9年に子供が生まれたのを機に京都に戻り、作品も次第に宗教的傾向を深め、やがて仏画に専念するようになりました。
本展では、テルヲと、彼と交遊のあった竹久夢二、野長瀬晩花、戸張孤雁らの作品、あわせて約200点によって秦テルヲの芸術の軌跡と彼が生きた時代を辿ります。
<記念講演会>
日時:2004年1月17日(土)13:30〜15:00
講師:秦 恒平 氏(小説家)
演題:「秦テルオの魔界浄土」
会場:京都国立近代美術館1階講堂
聴講料:無料
定員:先着100名
 ※当日午後12時30分より美術館エントランスにて整理券を配布します。