東寺−教王護国寺 デジタル空間の透視展2003・講演会:「空間をデジタルアーカイブする 進化と遺産・文化と美学」

1908号      1918号


京都発大龍堂:通巻1914号

■《東寺−教王護国寺 デジタル空間の透視展2003》
_Toji Temple kyotoーANATOMY in CYBER SPACE_
講演会:■「空間をデジタルアーカイブする−進化と遺産・文化と美学−」
講師:池上俊郎 (京都市立芸術大学教授)ほか

日時:2003年11月1日(土)〜2003年11月25日(火)(期間内無休)  9:00〜16:00(16:30閉門)
場所:京都 東寺(連絡先:075-691-3325)
〒6018473 京都市南区九条町1
同時開催:五重塔特別公開(初層のみ)及び秋の特別拝観
展覧会:場所;食堂(東寺内)無料
主催:東寺−教王護国寺 デジタル空間の透視展実行委員会
   真言宗総本山東寺-教王護国寺 
   京都市立芸術大学 社寺・木造建築物デジタルアーカイブ研究会
■講演会:「空間をデジタルアーカイブする−進化と遺産・文化と美学−」
講師:池上俊郎 (京都市立芸術大学教授)ほか
日時:2003年11月8日(土) 13:00〜14:30
会場:客殿(東寺内)
参加費:800円程度(拝観料を含む)
定員:100名
申込方法:FAX又はE-MAILにてお名前・ご住所・ご連絡先(TEL・FAX申込書・E-MAIL)をご記入の上お申し込み下さい。
申込先:東寺−教王護国寺・デジタル空間の透視展実行委員会
    事務局 アーバンガウス研究所
〒541-0046 大阪市中央区平野町4-6-15 塚越ビル2F
      TEL:06-6204-5565 FAX:06-6204-0778
      E-MAIL ikegami@urbangauss.com
※申込締切:11月5日(水)まで
<記者会見骨子>
1:日本で初めての試み:
建築物のコンピュータグラフィックスの表現は、テレビでは様々な形で放映されている。今回のように不特定多数の参拝者の多い寺院の内部空間で展示する試みは、日本では例がない。
2:"1000年を超える空間"の価値の伝達:
社会の変化の激しい時代にあって私たちの棲息の空間が問われている。破壊されるたびに再生されてきた東寺の諸施設は、1000年を超える"空間"の価値と"空間"共有の歴史的意味を体現してきた。3次元グラフィックスという現代の情報技術によるアニメーションや画像を通じて"1000年を超える空間"の価値を視覚的に伝えていく。2004年は弘法大師空海入唐1200年である。大師の意志の現在的意義をも表現する。
3:世界での展覧会実施:
今回の東寺食堂での展覧会を出発として東京、海外(中国、韓国等アジア諸国、ヨロッパ、アメリカ)での展覧会を試みる。文化の異なる地域において "1000年を超える空間"の感動を共有したい。そして私たちの願う平和への可能性を探る役割を担いたい。
<展覧会にあたって>
平安京遷都AD794の時期に始まった東寺教王護国寺の創建以来、1200年の時間が過ぎました。日本で一番高い五重塔を中心に平安京の玄関に位置した寺域とその信仰は現在も、京都の代表的な象徴の一つであり、同時に日本の歴史を伝える役割を担っています。この度、主要な施設を3次元のコンピュータグラフィクスにより表現しました。目にすることの出来ない建築のあり方を通じて東寺に流れる悠久の時間をご理解いただく一助となれば幸いです。

Already 1200 years past from Heian Era starting AD794. At that time Tojitemple Kyoto starting. T?ji temple is one of most famous buddhism &historical symbol and The Pagoda is tallest in JAPAN even now AD2003.
We tried 3D-CG for some facilities. Please feel air in 1200 years'history through. cyber space.
<展覧会趣旨>
日本の古都である京都を中心とした、伝統的で芸術的価値が高いとされる木造建築物の構造、構成、形態、色彩等を細部までデジタルデータ化することを目論見ました。
今回東寺―教王護国寺様の暖かい協力を得、五重塔を始め講堂、金堂、南大門を宗教空間として多様にまとめることが出来ました。CG(コンピューターグラフィック)・アニメーション化することによって視覚情報として空間のデジタルアーカイヴ化を試みました。こうしたデジタル化された資料によって存在そのものが芸術である"東寺―教王護国寺"が有する時間を超えた感動をわかりやすく伝えていくことが可能になりました。日本を始めとする東アジア地域における歴史的な文化交流の研究に多大な貢献をするものと考えます。また文化の普遍性と特殊性を探る社会思潮とともに、芸術学、歴史学、都市学、建築学等にまたがる世界の空間研究にも大いに寄与すると考えます。現在、世界は拡大を続け私たちの存在価値を見出すことが難しくなっています。長期間に渡って存在し人々を魅了してきた歴史的伝統的建築物は、その物質的存在を超えて精神的なバックボーンを形成して来ました。大阪から新幹線に乗ると、東寺五重塔は桂川付近から認識出来ます。つまり創建当初の平安京のシンボルとして生まれた東寺の伽藍の意図が未だに体験可能な有効性を現代都市に持っています。
その理由は、建築創建時からの構想力、クラフトマンシップ="空間構成に対する厳格な職人のモノづくり志向の具体化"、形成美によります。建築物の3次元CADによるデジタルアーカイブ化は構造体や仏像の抽象化された存在を通じて、その理由を具体的に体験可能としています。東寺で始まり世界各地で行われる展示を通じて、東寺に内包された空間と仏像が織り成す曼荼羅世界の超越性が地域価値を超え共有されると考えております。
今回の展覧会はその最初の試みです。世代を超え、訪れていただく多くの人々に共感いただけることを願っています。
<展覧会展示内容>
別冊資料等を展示します。プロジェクターによりアニメーション(動画)を壁・天井に投影。またプリント画像を展示します。3次元CADによる、線画、モデリング(画像)、フォトリアリステイック(写真的)表現、アニメーション(動画)を展示します。東寺での会場は食堂(じきどう)です。木造の古典的空間を会場として歴史的様式の空間と現代的な表現が競演します。
<実行委員会構成メンバー>
総裁:真言宗総本山東寺長者 鷲尾隆輝
委員:
 (東寺教王護国寺 総務部長)森泰長氏
 (東寺教王護国寺 文化部長)三浦文良氏
 (京都市立芸術大学美術学部大学院)池上俊郎教授
 (大阪大学工学部大学院)笹田剛史教授
 (京都市立芸術大学 社寺・木造建築物デジタルアーカイブ研究会)代表/池上俊郎氏

事務局:池上俊郎大阪研究室 藤田真美子
c/oアーバンガウス研究所
〒541-0046 大阪市中央区平野町4-6-15 塚越ビル2F
TEL:06-6204-1755  FAX:06-6204-0778 
E-MAIL:info@urbangauss.com  

<日本及び海外展覧会日程・会場予定>
本展は、今後日本国内及び海外各地において開催を予定している。
2004年は宗祖弘法大師空海の入唐1200年にあたります。当時の長安、現在の西安での開催をも意図しております。
1:京都2003――東寺2003年11月01日−2003年11月25日 
2:東京2004――AXIS GALLERY (2004年5月予定;デザイン展示国内主要施設)
3:海外2004年より順次
a:韓国――ソウル、韓国デザイン振興院(交渉開始)
b:中国――北京・清華大学美術学院(交渉開始)
c:予定;WIEN―WASHINGTON―PARIS−NEWYORK (未交渉)