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| 話題騒然! 建築家若林広幸氏最新作 「毎日新聞京都支局」 -新たなる京都の一建築物へのオマージュ- |
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TRD情報部のK.T氏が取材をして来ました。 新たなる京都の一建築物へのオマージュ |
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| 9月18日 (土) "強迫観念" 夏も終わりを告げた……と、誰もかしこも言うけど……台風崩れの熱帯低気圧2個のせいもあって、蒸し暑く厚ぼったい雲が……熱心な(?)撮影の意欲の腰を折っていた。しかし人生は果敢なく短い。やろうやろう…が後の祭になった事例は星の数。「いいですよ」と快諾の裏にはやっぱり努力も必要かと…トホホ。別件で大阪に用事があって荷物をたくさん抱えているにも拘わらず、バックをもう一個追加してデジタルカメラをねじ込み出発。勿論、お伴はエントロピィ号である。前日明石に上陸し、関西地方を横断した台風崩れの暴れん坊将軍が通り過ぎたせいもあって、久ぶりの晴れ間。夏のぶり返しだ。お陰で撮影ができる訳だが…。 "幸運そしてまた幸運" 現場に到着し、大阪での待ち合わせに間に合うようにと京阪の特急の出発時間を気にしつつ撮影をしていると、施工業者の管理者とおぼしき人物と遭遇したので、かれこれと事情を説明し撮影の承諾を得ようとしたところ、著作権の件などもあるので……と前置きの後に、ちょうど設計事務所のスタッフがきているので話を通してくれるとの有難いお言葉をいただき……しばし待機。しかる後、設計事務所の女性スタッフに、やはりかくかくしかじかなる説明をしていると、偶然にも事務所の…恐らくは責任者っぽい方が、颯爽とレーシングバイクで見えられ、結果的に伝言ゲームのようになった女性のスタッフからの説明を聴かれるな否や快諾をしていただいた。(まことに有難いことです。)さらに良いことは重なるもので、引渡しが翌々日の20日で内部を撮影するなら今日が最後のチャンスだと撮影のお誘いまでいただいた。 一旦は後の取材の待ち合わせが気になって辞退したものの、千載一隅のこの機会を逃したならば恐らく二度とこの様なチャンスは巡ってこないと考え直し、そのとても親切な女性スタッフの案内に従うままにエレベーターに乗り込んで、最上階の7階に赴いた。 エレベータを降りる際に気が付いたのだが、エレベータドアすぐ横の左右の面は、幅25cm程のミラーがはめ込まれており幾重にも重なる虚像の空間と供にフロアーに降り立つこととなる。これは現代のトロンプイユを解してもいものだろうかと自問しながら……。 最上階はヴォールトを思わせるようなかまぼこ型の丸天井で、形状的には放物線に近い。それがガラスブロックから入射する光によりブロックによって描き出されるグリッドの中にH鋼のクロスが浮かび上がる…しかしそれは神々しさをひけらかすのではなく、意図しなければまるっきりそうも見えなくなるような危うい線で佇んでいるかのようにも見えた。 (このフロアーはホールとしていろいろな催しも利用も考慮されているとの事)7階に続き6階。更に4階に足を踏み入れ幾点かの写真を撮ったのでそれを参照していただきたい。すべてを知っていただくにはやはりこの建物の中にお越し頂くしかあるまい。話は前後するが、前述の施工業者の方にこの建築物のデザイン上の趣旨や用途等について質問をしてみた。 そこで南北に貫通するシリンダーの事についてのお話があったのでここで報告します。毎日新聞の旧京都支社は三条御幸町に現存するが、その最上階もやはりかまぼこのような丸天井なのでその形状を踏襲したと言っておられました。(尚現在この旧京都支社の最上階は若林広幸設計事務所が使用しています。)以 上 |
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