春挙と蘆花浅水荘

1842号      1847号


京都発大龍堂:通巻1844号

《春挙と蘆花浅水荘》
_Shunkyo Yamamoto and Roka-Sensui Villa_

 
山元春挙「四海青波図」                  現在の蘆花浅水荘
日時:2003年10月18日(土) 〜11月16日(日) 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日休館、ただし11月3日(月・祝)は開館、翌4日(火)は休館
場所:滋賀県立近代美術館
   〒520−2122 大津市瀬田南大萱町1740−1 TEL:077-543-2111 FAX:077-543-4220
(JR琵琶湖線「瀬田駅」下車、バス「滋賀医大」行にて「文化ゾーン前」下車、徒歩5分)
観覧料:一般800円(600円)高大生600円(400円)小中生400円(300円)
     ※( )内は前売及び20名以上の団体料金
主催:滋賀県立近代美術館・京都新聞社
春挙の日本画の秘密は、琵琶湖岸の別荘にある。
滋賀県大津市出身の日本画家、山元春挙(やまもと・しゅんきょ1870-1933)が大正中期に琵琶湖岸に建てた別荘「蘆花浅水荘(ろかせんすいそう)」(重要文化財)。様々な資料をとおして、春挙芸術と蘆花浅水荘の関わりを検証する展覧会です。
大津の膳所に生まれた京都画壇の重鎮である山元春挙は、大正4年(1915)頃から、生まれ故郷の琵琶湖岸に別荘「蘆花浅水荘」を造営します。両親や画師の森寛斎を祀った持仏堂の記恩堂や、後には画室なども設え、その造営は春挙の生涯に及びます。「蘆花浅水荘」は子孫によって守られ、庭園は昭和40年(1965)に大津市指定名勝になり、そして平成6年(1994)に近代の和風建築の代表的な事例として、本屋・離れ・持仏堂・表門などが重要文化財に指定され、その保存と活用を目指して大規模な修理が行われています。このように蘆花浅水荘の建築や庭園は春挙が愛した姿を今に伝える貴重な文化財そのものですが、ここには春挙の遺愛品や下絵・写生類など、偉大な画家の画業はいうまでもなく、その人となりや趣味など、山元春挙の全体像を解明するに必要なあらゆるものが残されているのです。
この展覧会では、春挙の画業をより一層に読み解くために、「蘆花浅水荘」に関わる春挙の作品の数々と、そこに伝えられた貴重な資料などを展示・公開いたします。琵琶湖岸の美麗な別荘には春挙の創作の秘密が秘められています。
本展覧会は「春挙芸術の謎を解き明かし、より親しんでいただく絶好の機会となるでしょう。ぜひご鑑賞ください。[滋賀県立近代美術館]
<展示内容>
当館所蔵の山元春挙の代表作 20点写生・下絵など蘆花浅水荘に伝えられる春挙関連諸資料 約50点 計約70点
<会期中の催し物> 
「日曜美術鑑賞会(展示品解説)」
日時:10月19日(日) 14時から
講師:高梨 純次(当館専門学芸員)
会場:当館講堂  参加:無料

お問合せ:
滋賀県立近代美術館
〒520−2122 大津市瀬田南大萱町1740−1
TEL:077-543-2111 FAX:077-543-4220

資料提供:[滋賀県立近代美術館]