寝たきり関白《中野隆夫遺作展》

1769号      1773号


京都発大龍堂:通巻1771号

寝たきり関白
《中野隆夫遺作展》
日時:2003年9月6日(土)〜10月13日(月・祝) 10:00〜17:00
場所:思文閣美術館
〒606-8203 京都市左京区田中関田町2-7
TEL:075-751-1777 FAX:075-762-6262
入館料:一般700円(600円)高大生500円(400円)小中生300円(200円)( )前売・団体
主催:思文閣美術館
後援:京都府教育委員会、京都市教育委員会、高石市、高石市教育委員会、
    NHK京都放送局、毎日放送、朝日新聞社
心にしみ入る民話や素朴な挿絵、楽しいエッセイなどで親しまれた中野隆夫氏の遺作展を開催いたします。
17歳で多発性関節炎(小児リュウマチ)により寝たきりの身体になった中野隆夫さんは33歳の時に文学に取り組み、その後、唯一自由が効く右手で書いた小説や創作民話、俳句、エッセイ、描いた絵画、童画、挿絵などは総数2000点以上に及びます。
氏の創作民話『花折峠』をモチーフに、早世した日本画家三橋節子さんは代表作「花折峠」を描きました。『花折峠』に込められた再生のイメージに触発され、死を予感していた彼女が生への望みを託して描いた大作です。
今展ではこの「花析峠」も特別展示いたします。
<記念講演会>
日時:9月6日(土)14:00〜15:30
演題:「中野隆夫と花折峠」
講師:鈴木靖将氏(日本画家)
定員:120名(先着)
会場:思文開会館2F催事場
※講演は入場券で参加できます
<中野隆夫・略暦>
1924年 3月10日大阪府高石市生まれ 本名近義
1940年 多発性関節炎発病、以後5年あまりで仰臥状態となる
1957年 文学に取り組む決意をする
1962年 江野澄子と結女昏
1964年 第14固滋賀県文学祭の創作部門で『突風』が佳作受賞
1965年 NHK大津放送局のラジオ番組に『花折峠』など9作の創作民話を発表
1967年 第17回滋賀県文学祭の創作部門で
    『虎落笛』(もがりぶえ)が知事賞受賞
1982年 『ほたるぶくろ一野の花の物語集−』(絵鈴木靖将氏)刊行
1983年 NHKラジオ「人生読本」シリーズで「病をこえて」放送
1984年 『田螺のつぶやき』刊行
1985年 おしくらまんじゅ』刊行
1988年 高石市広報誌に『高石昔ばなし』連載開始 『こもりがき』刊行
1989年 毎日新聞婦人欄『のびのび育児』nぶらんこ』にイラスト連載開始
1990年 『星月夜』刊行 小学館文学賞候補になる
1991年 毎日放送「生きる一木漏れ日の下で−」放送
1992年 田瑠螺庵日々句j刊行 大津市「ギャラリー柚」で個展開催
    毎日放送「咲く花のように」放送
1993年 高石市タウン誌『よい子のよい町j に『野の風海の風』連載開始
1997年 朝日新聞に n寝たきり関白日記』連載開始
1998年 朝日新聞に ぎ寝たきり関白ひとりごとj連載開始
2002年 4日6日永眠